7連勝で優勝へのマジックを1として迎えた9月30日のヤクルト戦。
たまたま仕事が休みだった私は、こんな機会はそうはないと思いたち、急遽当日券を求めて神宮球場へ足を運びました。
チケット発売開始時間から1時間後の11時頃神宮に着いたのですが、そのときにはもうすごい行列ができていました。
既に3塁側指定席は内外野とも売り切れ。大量のダフ屋軍団が私の目の前のところに次々と割り込んできて、
気が気ではありませんでしたが、なんとか1塁側内野席Aのチケットを入手できました。
一旦家に戻り、試合開始にあわせて再び神宮球場に出かけました。
試合前から球場全体に優勝ムードが漂っていました。ちなみに一塁コーチは仁村薫。
先発投手は前日の試合を食あたりのため?回避した山本昌。無難な立ち上がりでしたが、
3回に山崎が自分の送球を受けた際にランナーと交錯し骨折し退場。これに動揺したのか、古田にホームランを浴びるなどして4失点。
少しいやな感じになりましたが、次の4回の攻撃で山崎に代わった久慈などのタイムリーで2点を返し、反撃ムードが盛り上がりました。
7回は岩瀬。マジック対象チームの巨人が敗れた一報が入り、球場内にウエーブが自然発生。 気がつけば8回に井上のタイムリーで中日が逆転。 中村がヒットを打ったところで、球場全体を4周していたウエーブもようやくおさまりました。
こうなれば8回からは落合。
9回1死からサムソン。最後はソンと自慢の中継ぎ、抑えが登場。
そしていよいよその瞬間へ・・
11年ぶり5度目のリーグ優勝。前回の優勝時、私はまだ高校生でした。長かった・・。
「こんなに神宮に中日ファンがいるとは思わなかった。(日本シリーズの)胴上げを約束してきょうはお別れします。」と星野監督。
日本シリーズの相手はダイエー。過去2回、82年と88年は相手が全盛期の西武で、あっさり負けましたが、 今年は、こちらのほうがたぶん力が上なので、非常に楽しみです。
追記
期待していた日本シリーズは1勝4敗。本拠地ナゴヤドームで一度も勝てずに、またしてもあっさり負けてしまいました。