群馬県富岡市に鎮座する上野国一宮・貫前神社にお参りする

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貫前(ぬきさき)神社の御祭神と由緒

御祭神は、経津主神(ふつぬしのかみ)、比売大神(ひめおおかみ)。
経津主神は出雲の国譲りに出てくる神さま。 武甕槌神(タケミカヅチ)とともに高天原より出雲に派遣され、大国主命に国を譲ることを承諾させた武の神。 比売大神は特定の神を指さない地元の神さまでここでは水神・財神・機織の神。

鷺宮(さぎのみや:現在の安中市)に物部姓礒部氏が氏神である経津主神(ふつぬしのかみ)をお祀りし、 27代安閑天皇元年(西暦531年)、現在地に社殿を築いたのがはじまり。

鳥居から石段を下りたところに本殿がある大変めずらしい神社です。 日本三大下り宮の一つとされており、あとの2つは、宮崎の鵜戸神宮と、熊本の草部吉見神社だそうです。

参拝日:2010年8月1日(日)

参道を歩いているあいだに地元のおばあさん2人に声をかけられました。 フレンドリーな土地なのかしら。本殿が改築中だったのが残念でした。

貫前神社

総門

貫前神社

境内への石段

貫前神社

境内から鳥居を見上げる

貫前神社

楼門

貫前神社

拝殿

貫前神社

抜鉾若御子神社

貫前神社

左から日枝神社、伊勢内宮、外宮

貫前神社

二十二末社

貫前神社

月読神社

貫前神社

富岡製糸場

参拝の後は、近くの旧富岡製糸場に立ち寄りました。ここは明治新政府が富国強兵・殖産興業の目的で作った、生糸を作る官営工場の跡地です。地元のボランティアガイドのおじいさんの説明を聞きながら、場内を見学。明治5年に作られた後、いくつかの民間に売却されながら昭和62年まで稼動していたそうで、外観などはほとんど作られた当時のまま残されています。現在は世界遺産の登録を目指しているとか。こちらもいい雰囲気の場所でした。

貫前神社

それにしても今日はとても暑い日で、帰ってきたら首の周りが真っ赤に日焼けしていてびっくりしました。

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