最近、会社では仕事とは別なところで上役に気を使うようなことが多く、仕事のほうは全体の進行がみえなくて、役割分担もわからない。かといって出しゃばるわけにもいかず、自分のスケジュールも立てられない。モヤモヤ。家では子供が元気なのはいいんだけどうるさいし。実家は祖母が年をとってごたごたしていて。とにかくすべてのことから解放されたい気分。
それで、頭の中で「遠くへ行きたい」の曲がまわりはじめて、耐え切れず、夏休みを利用して旅に出ることにしたんよ。車で一泊二日で行ける少し遠いところで、このところマイブームの一の宮神社のある場所でよいところ探したら福井に。一の宮は敦賀に気比神宮。若狭に若狭彦神社と若狭姫神社。100名城も一乗谷と丸岡城があります。せっかく福井に行くなら、東尋坊と永平寺にも寄ってみよう。そんな感じで計画を立てました。
1日目:2010年8月11日(水)
気比神宮 <越前国一宮>
4:00少し前に出発。静岡、愛知で渋滞にはまり、12:00少し前にやっと到着。 大きな町のきれいな神社で、参拝客は5,6組。神社前も広い道で、商店街もあったけど、がらんとしていた。境内にいくつも摂社や末社があって、いろいろ写真を撮っていたら、90分も滞在していた。
若狭彦神社 <若狭国一宮>
続いて小浜市にある若狭彦神社へ。14:30に到着。こちらは町外れにある、木にかこまれた神社。宮司もいないし、他に参拝客もいなかった。行く前は淋しいところだといやだなぁと思っていたが、いろいろ杉の木や、手水のところなどに丁寧な説明書きがあり、雰囲気があって、すごくよかった。しっかりお参りした。30分滞在。
若狭姫神社 <若狭国一宮>
それからすぐ近くの若狭姫神社。15:10到着。ここで若狭彦神社のもあわせて御朱印をもらう。2,3組参拝者がいた。境内に陰石、陽石があるらしいがよくわからん。健康長寿・子孫繁栄を祈願した。30分滞在。もうくたくた。
18:15予約していた福井駅近くのAPAホテルに到着。夕食をとりに見吉屋本店へ。水曜定休が多い中やっていた。「おろしそば」とビールを注文。NHKのきよしとこの夜を見ながら食べる。
ホテルは、スナックやバー的なものが多く並ぶ繁華街のなか。ここにはそれなりに人がいたみたいだけど、駅周辺はびっくりするほど人がいなかった。地方の都市ってこんなものなのだろうか。そんな感じの一日。
2日目:2010年8月12日(木)
朝から雨というか台風!7時にホテル出発。
永平寺
約50分で永平寺到着。実は永平寺は母方の祖父母の納骨するところ。いろいろ観るところがあったけど、すべて建物の中だったので雨に濡れずよかった。曹洞宗の開祖・道元禅師は食べること寝ることそしてトイレに行くことまで生活のすべてが修行であるとおっしゃったそうで。ほんと生きることは修行やぁ。2時間ちょっと滞在。
一乗谷朝倉氏遺跡 <福井県福井市>
丸岡城 <福井県坂井市>
雨もあがり、東尋坊にはちょうどいいと思っていたら、出る頃に激しい雨が降ってきた。車中、ラジオのFM福井のDJのお姉さん、声&トークがなかなかいい感じ。勝手にボーイッシュなショートカットのすらっとした姿を想像。でも、後で調べてみたらちょっとイメージ違った(^^ゞ
東尋坊
そして、東尋坊。14時到着。こんな天気なのに観光客多い。しかも若者。大勢崖の先まで行っている。自分も誰もいないような先まで行ってみたが、風雨強まり退散。1時間滞在。
帰りの高速でガス欠しそうになり、ヒヤヒヤ。次のSAで給油と思っていたら、それがかなり先で。アクセラは走行可能距離が表示されるが、0kmのまま暫く走行してた。ホント危なかった。それ以外は順調で、22時30分に帰宅。なかなか楽しい旅だったので、またやりたい。