100城スタンプは「七尾城史資料館」です。資料館の閉館時間は17:00。
気多大社を16:30に出発し、ナビの到着予定は17:00過ぎ。
頑張りましたが、やはり17:00を少し過ぎてしまいました。
資料館はもう閉まっていましたが、人の気配がしたので、横の窓をたたいたところ、おじさんが出てきてくれました。
「100名城スタンプを」と頼んだところ、「入り口の郵便受けにあります」と。本当によかったです。
スタンプを押し終わると、丁度おじさんも帰るところで、
「どこから来ましたか?」「東京からです。城跡はここから少しはなれたところですか?」「そうです。城はないですが、石垣があります」
とやりとり。
七尾城には、資料館から車で約10分ほどで到着しました。
標高300mの山の上にあり、そこから七尾湾と市街が見渡せます。
日も暮れかかり、もう誰もいないと思っていたら、家族連れ1組を含めて、2、3組の人とすれ違いました。
ここに来るまで七尾城のことは全く知らなかったのですが、印象深いいいところでした。(17:05-17:45)
七尾城
室町三管領家で能登国守護の畠山氏によって1428-1429年頃に築かれた砦がはじまり。
その後、拡張・増強され、約150年にわたり畠山氏による領国支配の本拠となりました。
後に日本五大山城のひとつに数えられるほど強固な山城でした。
1576-77にかけて起こった「七尾城の戦い」で、上杉謙信の支配下に入りますが、
1578年、謙信死去後に上杉氏のなかで発生したお家騒動(御館の乱)の間に、
織田氏に領されるようになりました。
1581年、信長の重臣「前田利家」に能登一国を与えられ、越前国府中城より入城しましたが、
利便性が悪かったため、翌年七尾港に近い小丸山城を築城し、七尾城は廃城になりました。
石垣
本丸
七尾湾を望む
駐車場
100名城スタンプと一之宮御朱印を求めて日帰り北陸旅:水無神社・白山比咩神社・金沢城・気多大社・七尾城