城跡は、明治8年に「高岡古城公園」として整備されました。 濠の周りは遊覧船が走り、城の歴史をまとめた博物館、小さな動物園もあります。 夏休みの課題なのか、スケッチをしている子供とその家族を何組か見かけました。 歩き回って、かなりつかれました。見学時間は10:45-11:50。
高岡城
1605年、加賀藩初代藩主・前田利長は隠居し、金沢城から富山城に移りましたが、
1609年に大火で大部分を焼失します。
そこで、利長は大御所徳川家康と2代将軍秀忠に許可をとり、この地に新しい城、
高岡城を築き、移りました。
しかし、1614年に利長は死去、1615年に一国一城令により廃城となります。
隠居城として機能したのはごくわずかでしたが、
その後も高岡町奉行所の管理下で、加賀藩の米蔵、塩蔵、火薬蔵、番所などが置かれ、
軍事拠点としての機能は密かに維持され続けました。
公園案内図
内堀がそのまま残っているようです。
内堀
射水神社(いみずじんじゃ) <越中国一宮>
創建年代は不詳。4km北の二上山を御神体とし、もともとその麓にあったが、明治8年に現在の地、高岡古城公園(高岡城本丸跡)に遷座。 ただ、この遷座は二上の氏子の反対にあい、古社地にも「二上射水神社」が残りました。
鳥居
土俵
拝殿
本丸
前田利長公
朝陽橋を望む