秋田に転勤になった友人のところへ遊びに行ったとき、友人と一緒に登城しました。 城跡は現在「千秋公園」として整備され、城の周りを囲う堀には蓮の花が咲いていました。 公園の入り口で秋田名物「ババヘラ」を食べたり、いい思い出ができました。
久保田城
室町時代より常陸守護の家柄だった佐竹氏。
豊臣秀吉の小田原攻め後、常陸一国を掌握し、水戸城を本拠としていましたが、
関ヶ原の戦いで態度を明確にしなかったため、1602年に出羽国秋田・仙北に移封となり、
それまで秋田氏の居城であった湊城に入城しました。
石高は54万石から約20万石へ大きく減らされました。
初代当主・義宣(よしのぶ)は、湊城が手狭であったことなどから、1604年から久保田城の築城を始めました。
以後これを本城とし、12代義堯(よしたか)まで続いて、明治維新を迎えました。
戊辰戦争では新政府軍に加わりました。