高良大社(こうらたいしゃ)の御祭神と由緒
御祭神(主祭神)は、高良玉垂命(こうらたまたれのみこと)。
高良玉垂命は記紀に載せられていない隠された神さま。
この神さまについては、永らく神功皇后の三韓征伐における忠臣、武内宿禰という説が主流でしたが、
最近では、筑紫地方の古代豪族「水沼君」の祖先神説が有力みたいです。
水沼氏は元々禊の巫女を出す家柄で、中南九州の狗人(熊襲)と関わりがあったよう。
ここには九州勢力の都があったと考える人もいるようです。
謎が多くこれ以上調べていくと沼にはまるので、このくらいにしておきます。
参拝日:2012年8月26日(日)
16:25到着。規模が大きく整備の行き届いたきれいな神社でした。 展望もがよく、親子連れやカップルなど参拝客も多くいました。 御朱印の受付が16:30までだったのでギリギリセーフ。巫女さんもきれいでした。
神社は高良山の中腹にありますが、車で三の鳥居のところまで上がれます。
三の鳥居。
三の鳥居・本坂(ほんざか)。
中門(ちゅうもん)・透塀(すきべい)。久留米藩7代藩主・有馬頼憧公の寄進。
本殿(ほんでん)・幣殿(へいでん)・拝殿(はいでん)。 久留米藩第3代藩主・有馬頼利公の寄進。神社建築としては九州最大だそうです。
高良会館。
展望所からの眺望。正面は筑後平野で左の山が背振山。 筑後川に沿って左端ギリギリのところが久留米城のあたり。
高良御子神社(左)と真根子神社(右)。高良御子神社は、高良玉垂命の御子神様9柱をお祀りしている摂社。
印鑰神社
市恵比須社