1日目:2014年4月25日(金)
6:55羽田発の便で米子へ。
飛行機の上から富士山を見たのは初めて。感激しました!!
米子空港に到着。飛行機は、B737-800(JA71AN)でした。
米子空港からはタクシーで七類港へ。
「フェリーおき」に乗船します。
島後(隠岐の島町)の西郷港に着きました。
隠岐といえば隠岐の海関ですね!
西郷港のすぐそばでレンタカーを借り、観光スタートです。 今日は隠岐一の宮の水若酢神社のほか、いくつかの観光名所をまわり、島内の旅館に宿泊の予定です。
玉若酢命神社(たまわかすのみことじんじゃ)
創祀年代は不詳。御祭神は玉若酢命(たまわかすのみこと)。古事記や日本書紀には出てこず、隠岐の開拓にかかわった神さまと考えられています。
随神門
江戸時代、嘉永5年(1852年)に造営。重要文化財に指定されています。
拝殿
本殿
江戸時代、寛政5年(1793年)に造営。重要文化財に指定されています。
天然記念物の八百杉
推定樹齢2000年。
壇鏡神社(だんぎょうじんじゃ)
創祀年代は不詳。御祭神は瀬織津姫命(せおりつひめ)。穢れを祓う川瀬の女神。
社殿をはさんだ両側に、壇鏡の滝とよばれる2つの滝(雄滝と雌滝)があります。 日本の滝百選に選ばれており、隠岐の観光名所とのことで行って見ました。
参道入口
雌滝
参道を歩いて行き正面に見えるのが雌滝です。
境内の鳥居
神門
社殿
雄滝
社殿の右側の滝。滝の裏側にもまわることができました。
油井の池(ゆいのいけ)
大規模な地すべりによってできたと考えられている直径200mの円形の池。 観光名所とのことで行って見ました。「通」しか行かないところと書いてあるブログもありましたが、そんな感じの場所でした。
ローソク島(ローソクじま)
島後島の北西部にある無人島。奇岩として観光スポットになっています。 下の写真は第一展望台から見たもの。フルサイズ換算75mmの望遠レンズでこんな感じ。
もう少し近くで見たいと、第一展望台の駐車場から遊歩道を歩いて840m先にある第二展望台にも行ってきました。 ところがこれは、遊歩道なんて生ぬるいようなものではない、急勾配をひたすら下っていく道でした。 帰りはひたすら上り。いやー参りました。同じレンズで撮ってこんな感じです。
水若酢神社(みずわかすじんじゃ)【隠岐國一宮】
15:30過ぎ、ようやく本日メインの目的地に着きました。
創祀年代は不詳。御祭神は水若酢命(みずわかすのみこと)。本日最初に訪れた、玉若酢命神社の玉若酢命と同様、
古事記や日本書紀には出てこず、その他資料も残っていないため、詳細は不明。
隠岐の開拓にかかわった神さまと考えられています。
他に老夫婦の参拝者あり。隠岐観光をはじめてから、ここで初めて人に逢いました。
一の鳥居
二の鳥居と境内
神門
拝殿
拝殿は、大正元年(1912年)の造営。
拝殿と本殿
本殿は江戸時代、寛政7年(1795年)の造営で重要文化財に指定されているそうです。
竹島の石(隠岐郷土館)
昭和10年頃、竹島に出漁した際に持ち帰った石だそうです。
憩いの宿 石塚
西郷港に戻り、レンタカーを返却して、旅館へ。 普段はビジネスホテルばかり泊まっているのでこの手の宿は少々不安だったのですが、 館内は驚くほどきれいで、おまけにおかみさんも美人さんでした。 風呂と洗面所は共用ですが、洗面所は設備も最新式ですごくよかったです。 素泊まりにしたため、近くの居酒屋に食べに行きましたが、味はともかく、高めの値段設定で落ち着かず。 どこもそれぐらいのようなので、次また来ることがあれば、旅館で頼もうと思いました。
ふりかえり
今日は平日のせいか、どこも閑散としていた、、というよりほとんど無人でした。
ローソク島の遊歩道はほんとにきつくて、「誰もいないなかでもしここで倒れたりしたら、しばらく発見されないかも」と思いながら歩きました。フェリーは結構混んでいたのですが、みんなどこに行ったのでしょうか。みんな釣りなのかしら。
早めに寝ましたが、疲れ過ぎたせいか、あまり眠れませんでした。
- 5:25 - 6:10 羽田空港 (マイカー)
- 6:55 - 8:10 米子空港 (飛行機)
- 8:20 - 8:40 七類港 (タクシー)
- 9:00 - 11:25 西郷港 (フェリー)
- 11:35 - 16:55 島内観光-西郷港 (レンタカー)
- 16:55 - 17:00 宿 (徒歩)
2日目:2014年4月26日(土)
時刻は朝の8時15分。島後の西郷港から島前の西ノ島に向かいます。
船は「フェリーしらしま」。
中ノ島の三郎岩。
西ノ島の別府港で下船。町営バスに乗り換え、由良比女神社前で下車しました。
由良比女神社(ゆらひめじんじゃ)【隠岐國一宮】島根県隠岐郡西ノ島町
緑がとてもきれいな神社でした。
社殿
境内社
本殿
神門
鳥居
由緒書き
由良の浜と海上鳥居
御朱印について
社務所は閉まっており、「御用の方は宮司宅まで連絡ください」と、住所と電話番号が書かれた張り紙があったので、
電話をかけたところ応答はなく、とりあえず宮司宅まで行って見ることにしました。
するとその途中、浦郷港で漁船の進水式が行われており、どうやら宮司もここにいる様子。
そういえば、神社にいたときも軍艦マーチが聞こえてました。餅まきはもう終わっており、そろそろお開きな様子。
宮司宅に到着したちょうどそのとき、後ろから車が来て、宮司と奥さまが帰ってこられました。 奥さまに応対してもらい、無事に御朱印をいただくことができました。 本当によかったです!!
摩天崖(まてんがい)遊歩道
次の目的地の摩天崖へ移動。ちょうどタクシーの営業所も宮司宅のそばにありました。 摩天崖ロータリーからバス停がある国賀(くにが)ロータリーまで、ゆっくり下る道を歩きます。
これは今までに見たことがないような景色!見渡す限り、この遊歩道を歩いているのは自分しかいません!!
お馬の親子に遭遇。
子馬が自分にどんどん近づいてきて、ちょっとビックリしたけど、とても可愛かった!
摩天崖に到着。
この崖が摩天崖です。
天上界(てんじょうかい)と呼ばれる岩々。
通天橋(つうてんきょう)。
国賀浜。
風もなく、暑すぎず寒すぎず、摩天崖を歩くにはちょうど良い天気でした。自然を独り占めでき最高の気分。 遊歩道の終盤、通天橋で観光客に遭遇。ツアーの団体さんも来てました。 みんな国賀に車を停め、通天橋を見て引き返していました。
休憩中にこの旅の成果、隠岐一の宮2社の御朱印を振り返ってみたりしました。
帰路
では、国賀浜ロータリーから町営バスで別府港に戻りましょう。
別府港から本土の七類港へ向かいます。
七類港に到着。船は「フェリーおき」でした。
七類港から連絡バスに乗り、米子空港に到着。
20:40の便で羽田に戻りました。飛行機は、B737-800(JA-65AN)。
まとめ
おみやげは、無料の「しまねっこシール」。旅館とフェリーに置いてありました。
旅の軌跡
青が初日。赤が2日目。
今回は、少ない本数の乗り物を乗り継いでの移動。
事前にそれぞれの時刻表を調べておいて、よかったです。無事予定通り、目的地をまわることができました。
- 7:55 - 8:05 西郷港 (徒歩)
- 8:30 - 10:05 別府港 (フェリー)
- 10:14 - 10:40 由良比女神社前 (バス)
- 11:15 - 11:30 宮司宅(徒歩)
- 11:45 - 11:55 摩天崖 (タクシー)
- 11:55 - 14:30 国賀ロータリー(徒歩)
- 14:43 - 15:16 別府港 (バス)
- 15:45 - 17:55 七類港(フェリー)
- 18:03 - 18:30 米子空港(バス)
- 20:40 - 22:00 羽田空港(飛行機)
- 22:25 - 23:00 自宅 (車)
- 飛行機+宿 31,600
- タクシー 5,280
- フェリー 7,950
- バス 970
- レンタカー 5,892
- 食事 3,324
- おみやげ 1,300
- 神社 625
- 資料館 300
- 駐車場 3,000
- 合計 60,241円