雨の中、家族で100名城ドライブしてきました。
山中城(やまなかじょう)<静岡県三島市>
永禄年間(1558-1570)に北条氏康が、本拠地小田原の西方防衛のため箱根外輪山西側斜面、標高585mの尾根筋に築いた城。
石垣のない土造りの城で、各所に残された畝堀、障子堀が特徴です。
北条氏政の代になり、豊臣秀吉との関係が悪化すると、改修を行い防備を固めますが、
未完成のうちに、秀吉軍の攻撃がはじまってしまいました。
豊臣軍約67800人に対して、後北条軍は約4000人。わずか半日で落城し、そのまま廃城になりました。
畝堀、障子堀に植えられている芝は、保存のためのものだそうですが、これがとても鮮やかでした。
建物は何も残されていませんが、きれいに整備されていて、いい城跡でした。