神功皇后の三韓征伐が起源、長崎県対馬市厳原町に鎮座する厳原八幡宮神社にお参りする

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全国一の宮巡拝の旅も残すは対馬の海神神社と壱岐の天手長男神社の2社となり、今回はそれらを巡るのが目的の旅。

フェリーを利用して対馬に初上陸。00:10に博多港を出て、対馬の厳原(いづはら)港に04:45に到着。 下船は入港時か7:00のいずれかで、その途中の下船はできません。 5時前はまだ暗く、雨も降っていてたので、7:00に船を下りました。

レンタカーの予約は8:00。 まだ時間があったのでそれまでの間に、 厳原港から歩いて15分程度のところにある「厳原八幡宮神社」を参拝することにしました。

以下の写真は厳原八幡宮神社に向かう途中、厳原港のほうを振り返ってみたところ。

厳原八幡宮神社

厳原八幡宮神社の御祭神と由緒

清水山の麓に鎮座。御祭神は、応神天皇、神功皇后、仲哀天皇、姫大神、武内宿禰。 15代応神天皇とその母・神功皇后、姫大神(宗像三女神)は八幡三神といわれています。 応神天皇の父・仲哀天皇、伝説上の忠臣・武内宿禰(たけうちのすくね)共々、"八幡宮"でよく祀られている神さまです。

神功皇后は、朝鮮の新羅に出兵し、朝鮮半島の広い範囲を服属下に置いた人物として知られています(三韓征伐)。 社伝によれば、その神功皇后が、三韓征伐から帰還の際に対馬に立ち寄り、 清水山を神霊の止まるべき山として祀ったのが起源で、 677年、天武天皇の命により、社殿を造営し八幡神が祀られたそうです。

参拝日:2014年12月20日(土)

厳原八幡宮神社

右が本社への鳥居で、左が境内社への鳥居です。

厳原八幡宮神社

本社へ向かう石段。正面に神門。

厳原八幡宮神社

神門。奥に社殿が見えます。

厳原八幡宮神社

社殿。

厳原八幡宮神社

神門を戻り、反対の境内社へ。

厳原八幡宮神社

境内社・天神社。

厳原八幡宮神社

境内社・宇努刀神社(うのとじんじゃ)。

厳原八幡宮神社

明治時代には自らを一の宮と主張していた時期もあり、この神社を一の宮のひとつとする文献もあるのだそう。 これまで全国一の宮巡拝会に加盟する神社を巡ってきましたが、残すところあと2社になると、 一宮のエピソードがありながら加盟されていない神社にも興味が湧いてきました。
参拝の機会を得られたことに感謝し、これからの旅の安全を祈願しました。



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