盛岡から移動しました。盛岡ICから八戸ICへ。インターを下りてすぐの「史跡根城の広場」に14:30到着しました。 公園内にある本丸跡に安土桃山時代の根城の様子が復原整備されています。
根城
1333年、建武の新政がはじまり、後醍醐天皇に仕えた北畠顕家は、
皇子・義良親王(のちの後村上天皇)を奉じて陸奥国多賀城に下向し、
東北地方の統治を始めました。
ともに下向した甲斐出身の武将・南部師行(もろゆき)は、糠部郡(ぬかのぶぐん)の郡代を命ぜられ、
1334年、ここに根城を築城し、活動の拠点としました。
南朝方が劣勢になる頃から、奥州北部の南部氏の勢力も次第に弱体化していき、
戦国時代になると、次第に三戸(盛岡)南部氏が力を強め、
豊臣秀吉による小田原征伐後、根城(八戸)南部氏は三戸南部氏の支配下に組み込まれました。
根城(ねじょう)は、1592年、秀吉の命令で城は破棄されましたが、館は残され、
その後も根城南部氏が本拠としましたが、
1627年、盛岡藩初代藩主となった三戸南部氏の「南部利直」により、遠野城(岩手県遠野市)に
移封となり、廃城になりました。
南部師行公
八戸城移築門
八戸城は、根城が廃城となった後年、盛岡藩から分立された八戸藩の拠点です。
中館(四阿)
本丸模型
本丸絵図
本丸
主殿・広間
正月十一日の儀式の様子。
15:30、根城を出て、弘前に向かいます。
奥入瀬渓流
途中、奥入瀬川の支流、蔦川の横を通り、渓流気分を味わいました。
道の駅「いなかだて」
弘前に向かって走行中、岩木山と夕日がとてもきれいで、途中にあった道の駅に立ち寄り、写真を撮りました。