勝連城から中城湾に沿って南下し車で約30分、中城城(なかぐすくじょう)に着きました。
中城城 の歴史
中城城は、連郭式の山城で六つの郭で構成されています。
14世紀後半頃までに先中城按司(さちなかぐすくあじ)が数世代にわたり、西の郭、南の郭、一の郭、二の郭の主な部分を築き上げ、
1440年に読谷の座喜味城から移ってきた護佐丸(ごさまる)によって、北の郭、三の郭が増築され、
現在のかたちが完成したといわれています。
護佐丸は、琉球の第一尚氏王統建国の功臣で築城の名手でしたが、1458年、勝連城の阿麻和利によって滅びました。
城はその後、王子の居城→番所→沖縄県役場→小学校などと形を変えながら、戦前まで利用されました。
1853年、アメリカのペリーが来航した際に、この城を見て、建築土木技術水準の高さに驚嘆したといわれています。
沖縄戦の戦禍も逃れ、沖縄でもっとも原型をとどめている城といわれています。
訪問記
沖縄に来てからここまでに訪れた神社と城で、はじめて中国語を聞かなかったかも。 見学時間は一時間ちょっとでした。
馬場から三の郭の石垣を見る
北の郭に入る裏門
駐車場から順路に従っていくと、裏門から入って正門に出るコースになります。
ニの郭から見た三の郭
ニの郭
拝所「シライ富ノ御イベ」
一の郭
眺望
南の郭
拝所「雨乞イノ御嶽(あまごいのうたき)」
拝所「御當蔵火神(うとうくらひぬかん)」
正門
入ったところが西の郭。
城碑と南の郭の石垣
正門を出たところ。
カンジャーガマ
鍛冶を行っていたところといわれています。
城北側の石垣
城の外側の道を通って駐車場に戻りました。
案内図
護佐丸の墓