筑波山で雪山登山気分を満喫する

日本百名山のひとつ、筑波山に行ってきました。
山頂が男体山と女体山の2つに分かれていて、万葉の昔からよく歌に詠まれた山。
実は先月28日に一度行ったのですが、いろいろ残念なことが多かったのでリベンジです。


20170211_01.jpg

つつじヶ丘駐車場

先月は最初に筑波山神社に寄りましたが、今回は「つつじヶ丘駐車場」に直行しました。
私にとって、ここの雑然とした風景が、筑波山の玄関口のイメージです。

20170211_02.jpg

20170211_03.jpg

ロープウェイで女体山駅へ

下からちゃんと登るつもりでしたが、一昨日に降った雪の影響で登山道がぬかるんでおり、
あっさりあきらめて、ロープウェイに変更しました。
13時40分のロープウェイで女体山駅に着くと、一面雪でびっくり。
富士登山のときに揃えたちゃんとしたザック、靴、ストックで来てよかった。

20170211_04.jpg

女体山駅から山頂はすぐです。奥に筑波山神社の女体山本殿がみえます。

20170211_05.jpg

女体山頂

最近の登山ブームで山頂は大混雑という記事をたくさん見かけましたが、
今日は足元が悪いせいかそれほどでもなく、ゆっくり絶景を堪能できました。

20170211_06.jpg

20170211_07.jpg

一等三角点。標高876m。ここより1m高いところが最高点です。

20170211_08.jpg

関東平野を一望。遠くにスカイツリーも見えました。

20170211_09.jpg

霞ヶ浦方向

20170211_10.jpg

向こうは男体山

20170211_11.jpg

男体山を目指して御幸ヶ原(みゆきがはら)へ

女体山から御幸ヶ原に向かう道は完全に雪道でした。

20170211_12.jpg

セキレイ石。この石の上に止まったセキレイが、男女の道を教えたという逸話が残っているそうです。
男女の道って何でしょう。。

20170211_13.jpg

御幸ヶ原

ここにはケーブルカーの終点駅があります。
先月は、筑波山神社の拝殿脇から90分近くかけてここまで登ったのに、
時間が遅くて、男体山頂にも女体山頂にも行けず、滞在時間10分ほどで最終のケーブルカーで下りたのでした。

20170211_14.jpg

紫峰杉と男女川源流

御幸ヶ原からほんの少し下った場所にあります。
以前は立ち入り禁止だった場所で、筑波山の新名所なのだそうです。

20170211_16.jpg

男女川は、百人一首にも出てくる筑波山の有名な川。


「筑波嶺(つくばね)の 峰より落つる 男女川(みなのがは)


 恋(こひ)ぞつもりて 淵(ふち)となりぬる」陽成院

20170211_17.jpg

20170211_18.jpg

御幸ヶ原に戻り、もう一つの頂、男体山頂へ向かいます。

20170211_19.jpg

男体山頂

御幸ヶ原から約15分で到着。標高は女体山より少し低い871m。筑波山神社の男体山本殿があります。

20170211_20.jpg

向こうは女体山

20170211_21.jpg

女体山駅前の展望台

来た道を通って、ロープウェイ「女体山駅」前にある展望台に戻りました。
先月は全く見ることができなかったスカイツリーを撮るなど、写真タイム。

20170211_22.jpg

スカイツリーは見えましたが、超望遠レンズで撮っても霞んでいました。

20170211_23.jpg

筑波山からの夜景

16時40分のロープウェイで、駐車場に戻りました。帰る途中、車を停めて、スカイツリーの夕景を撮りました。
広角の夜景写真は上手に撮るのが難しく、こうなると、機材をアップグレードしたくなります。。
寒いし疲れたので、18時に切り上げました。

20170211_24.jpg

まとめ

夜景写真はもうちょっとでしたが、先月できなかったことは一通りやれました。
雪の筑波山は初めてだったし、天気も良くて景色も最高。満足度の高いお出かけになりました。

関連記事