毎年、8月中旬に行われる祭礼。本祭り・御本社祭り・陰祭りの順番で行われ、今年は、3年に一度の本祭りの年。氏子各町会の神輿計53基(4番と42番は欠番)が、富岡八幡宮を出発し、氏子各町を一周する約8キロのコースを練り歩きます。
私は勤務先の仲間20人と16番基の「東陽二」の神輿を担ぎました。本祭りに参加するのは、2012年(東日本大震災の影響で1年ずれた年)、2014年に次いで3度目になります。
お祭りは地元町内から富岡八幡宮に神輿を担いで持っていくところから始まり、地元町内に戻って終わります。東陽二丁目は、富岡八幡宮から遠く、片道約2キロの距離があるため、この行き帰りがキツイ。しかも、東陽二丁目のお神輿は、中でも重いほうなのだそうです。
これまで過去2回は、その開始にあわせて早朝5:00頃から参加していましたが、
今回は富岡八幡宮からの出発に合わせて、7:30からとなりました。
3度目ということで勝手も少しわかり、力配分も上手くできました。
担いだ回数は6回ぐらいで、時間もそれほど長くはありませんでしたが、
鼻棒を担いだり、「揉んだり」「差したり」ひと通りやることはやりました。
リズム良く担げているときはトランス状態のようにもなるのですが、
そういう感覚も味わえました。天気も暑すぎずちょうどよかったと思います。
ひ弱で戦力にもならない私にとってこの長丁場はたしかに大変ですが、
それでもやっぱり本祭りは楽しいです!!
見ているだけより、担いだほうがよっぽどいいのです。
担ぎ手はいくらいても構わないので、
地元で興味のある方は是非お近くの町会に連絡をしてみてください。
私が参加するようになったのは6年前。
自分が勤務先会社の互助会役員を務めていたときに、
何か地元への貢献をしたいということで申し込んだのがきっかけでした。
現在の互助会役員は自分たちの代から数えて3代目。秋には4代目に変わりますが、
これからも東陽二丁目町会の企業会員として、いい関係を続けていってくれることを願っています。
連合渡御のようす
朝、集合場所へ向かう途中で55番基の「深濱」が富岡八幡宮に来るところに遭遇しました。
富士山の形をした盛り塩。神輿総代連合会の会長により、安全祈願を祈って踏み崩され、祭りがスタートします。
神官にお祓いをしてもらって出発。
1番基のスタートは7:30でしたが、16番目の「東陽二」は8:00頃でした。
葵太鼓に送り出してもらいました。
富岡八幡宮のお祭りは、水かけ祭りと呼ばれています。
お清めと暑さ対策の意味があり、沿道から容赦なく水がかけられます。
深川資料館通りで小休止のあと、清洲橋を渡って中央区に向かいます。
新川でお昼休憩後、再出発。12:30。
休憩後の担ぎ出しは、女性だけで担ぐ「おんな神輿」。
お祭りのクライマックスは永代橋から富岡八幡宮に帰るまで。
特に永代橋はみんな担ぎたいスポットで、私もこれまでの2回は担いでいましたが、
今回は4月末に腰の骨を折って病み上がりなので自重しました。
永代橋を渡り、江東区に戻ってきました。永代通りはたくさんの人でした。
福住太鼓のみなさん。
振り返れば「六部会」の金棒曳きさんたち。
美しい「仲一」(門前仲町一丁目)の水かけ。
14:00。6時間かけて八幡さまに帰ってきました。神官に水を掛けてもらい、連合渡御は終了です。
お疲れさまでした。
そのまま永代通りをまっすぐ進み、東陽二丁目に戻りました。