2日目は風蓮湖畔のコテージ「レイクサンセット」からスタート。 本日のメインは、摩周湖と屈斜路湖を見ること。天気予報は、昼過ぎぐらいまで晴れ。その後曇りのため、早めに行動開始します。
風蓮湖
風蓮湖がコテージの敷地から望めるので、早朝、起きがけに少し見てきました。
昨日、北海道に着いた時の天気とは一変、霧が立ち込めていて驚きました。
タンチョウに会える場所だそうですが、私が見たのはアオサギでした。
部屋に戻り、朝ご飯を食べて、7:30に出発です。
野付半島
根室半島と知床半島の間にある細長い小さな半島。ここに来た目的は「トドワラ」と「ナラワラ」を見ること。 「トドワラ」はトドマツやエゾマツの原生林だったところに、海水が入り、立ち枯れてしまったもののことで、 「ナラワラ」はそのミズナラ版。 今回、旅の計画を立てるまでその存在を知りませんでしたが、おススメの場所と聞いて、行って見ることにしました。
ナラワラ
野付半島の一本道、道道950号線の途中に「ナナワラ」の名がついた小さなパーキングがあります。
そこから見学。もう少しいい天気のときが良かったなぁ。写真を撮りはじめてすぐに霧が濃くなってきました。
拡大するとこんな感じ。
トドワラ
「ナナワラ」の先の「野付半島ネイチャーセンター」に車を停めて、片道30分の散策道を歩きます。 霧が霧雨に変わり、人もまばら。少々心細い感じでしたが、花を見ながら歩きました。
ハマナス
ハマフウロ
ツリガネニンジン
ノコギリソウ
トドワラ
ようやくトドワラに着きました。数十本の枯れ木が立っているだけの殺風景なところ。 枯れ木は数年前と比べても明らかに減少しているそうです。 遠い将来、野付半島自体も海水が入ってきて、島となり、いずれ消滅する可能性もあるのだとか。そうした背景を知らなければ、わざわざ来るところでもなさそうですが、そうした目で見れば感慨深いものがありました。
また、綺麗なトドワラを見たければ、春国岱にもあるので、そちらのほうがよいそうです。 たしかに、野付半島の風景は、全体的に風蓮湖とそこから見た春国岱とよく似ていました。
野付半島に滞在していたのは、9:00-10:30の間、1時間30分くらいでした。
開陽台
11:30に到着。中標津空港近くにある展望台です。
移動中は雨が降り、心配しましたが、近づく前頃から晴れてきました。滞在時間20分。
摩周湖
13:00、見たかった摩周湖に到着。
日本で一番、世界でもロシアのバイカル湖に次ぐ二番目に透明度の高い湖だそうです。
摩周湖第一駐車場
右の山は「カムイヌプリ(神の山)」、左の湖上の島は「カムイシュ島(神の老婆)」。霧はまったくありませんでした。
摩周湖第三駐車場
こちらからの眺めのほうが好みかも。摩周湖滞在は1時間。
硫黄山
14:40、摩周湖から40分で到着。本当はもっと近いはずですが、
ナビで先にこの後の美幌峠に行こうとしていたのを途中で予定変更したら遠回りになってしまいました。
別名、アトサヌプリ(アイヌ語で裸の山の意)ともいう山です。
硫黄の臭いもすごいのですが、間近でお湯が沸いているのが見られてびっくりしました。
滞在時間20分。
屈斜路湖
日本最大のカルデラ湖。語源は、湖の南部、湖の水が釧路川に流れ出る場所にある集落の名前「クッチャロ」(アイヌ語で、沼の水が流れ出る口の意)からつけられたそうです。
美幌峠(びほろとうげ)
15:40到着。屈斜路湖を一望できるスポットです。
駐車場から展望台までの登りは大変でしたが、綺麗な眺望が待っていました。
展望台への移動を含めて、滞在時間50分でした。
コタン温泉・コタンの湯
16:45、美幌峠から30分。屈斜路湖畔にある、24時間無料で入れる野天風呂です。
夕暮れ時のいい時間だったので先客がいっぱいで入れないか心配しましたが、
先に入っていた地元のおじいさんと入れ替わりで貸し切り状態でした。
自撮りしていたら、先のおじいさんが写真を撮ってくれたりしました。
湯加減もちょうどよく、いいお風呂でした。
砂湯
17:40、こちらは自分で湖岸の砂を掘って入る野天風呂です。
立ち寄る予定はなかったのですが、宿に向かう途中に見つけたので、見てみました。
足湯をしている人が何人かいましたが、私はお湯をちょっと触っただけ。
18:00、本日の宿「にぶし温泉 屈斜路湖荘」に到着。今日も充実した一日でした。
本日のコースまとめ
走行距離は313km。万歩計は13570歩。