文京区の白山神社と湯島天満宮に行く

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もうすぐ受験シーズン。今日は各地で模試が行われているようです。 娘が文京区白山の学校で試験を受けている間に、近くの神社に行ってきました。

白山神社

文京区白山の地名の由来になっている神社で、加賀一宮の白山比咩神社を勧請したのが起源。 御祭神も加賀一宮と同じ、菊理媛尊(くくりひめのみこと)、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、伊弉冉尊(いざなみのみこと)。菊理媛尊は、イザナギとイザナミの夫婦喧嘩を仲裁したことから、縁結びの神様とされています。
ちなみに、白山のそばの小石川という地名も、この神社が加賀国石川郡から勧請されたことからつけられたそうです。

文京区ホームページより

創開は古く、天暦年間(947~957)に加賀一宮白山神社を現在の本郷一丁目の地に勧請したと伝えられる。
後に元和年間(1615~1624)に2代将軍秀忠の命で巣鴨原(現在の小石川植物園内)に移ったが、その後五代将軍職につく前の館林候綱吉の屋敷の造営のため、明暦元年(1655)現在地に再度移った。この縁で綱吉と生母桂昌院の厚い帰依を受けた。

古くて小ぶりな神社でしたが、昔、栄えていた雰囲気もなんとなく感じられました。 社務所が閉まっていて御朱印をいただけなかったのが残念。

白山神社

白山神社

湯島天満宮

模試終了後、娘と合流して、帰宅途中、学問の神様として有名な湯島天神に寄りました。 私がここに来たのは、自分の中学受験のとき以来と思われます。なんとなくなつかしい感じがしました。

御祭神

御祭神は天之手力雄命(あめのたぢからをのみこと)と菅原道真公。 社伝によると創建は古く、雄略天皇二年(458)。 もともと天之手力雄命を祀っていたところに、後で菅原道真が合祀されたそうです。 天之手力雄命は、天の岩戸に隠れた天照大御神を岩戸から引きずり出した神様で、力の神。 現在では必勝祈願のご利益があるとされています。

菅原道真は平安時代の学者兼政治家。道真は、その才能によって右大臣まで昇進しましたが、 政争に敗れて九州の大宰府に左遷され、失意のうちに死去します。 すると、朝廷周辺で次々と不幸が次々と起こり、これが道真の祟りと恐れられるようになりました。947年、祟りを鎮めるために、京都の北野天満宮が建立され、以後、全国に天神信仰が広まっていきました。

湯島天満宮

菅原道真と牛

北野天満宮サイトより。

菅公は承和12年(845)に誕生され、この年は乙丑(きのとうし)の年でありました。延喜3年大宰府でご生涯を閉じられた際、「人にひかせず牛の行くところにとどめよ」との遺言から御遺骸を轜車(牛車)にてお運びする途中で車を曳く牛が座り込んで動かなくなり、やむなく付近の安楽寺に埋葬したという故事に由来しております。

参拝後、絵馬も奉納。

湯島天満宮

自分が受験のとき、両親に「合格鉛筆」を買ってもらったように、娘にも買ってあげました。 ただ、自分は滑り止めにしか受からなかったのが若干心配です。。

湯島天満宮

境内にある「王貞治努力の碑」。 ジャイアンツの王さんが昭和52年、756号ホームランを打った翌年に建てられたものだそうです。

湯島天満宮



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