ThinkPad X201が"Fan error"で起動しなくなり対処した話

我が家のサブPC、ThinkPadX201が突然電源ボタンを押しても起動しなくなりました。 ボタンを何度押しても、画面の左上に"Fan error"の文字が一瞬出て、すぐに電源が切れてしまいます。

あー困った!!そういえば、少し前から唸るような異音を出していました。 万一に備えて日頃からデータのバックアップはとっていましたが、 使おうと思ったときにいきなり使えないのは困ります。

何とかならないかと「X201 Fan error」で検索したら、すぐに対処方法が出てきました。ありがたいです。

原因は内部のファンの不具合

"Fan error"というメッセージのとおり、原因は「ファンの不具合」。 まず最初にやってみるべきことは「ファンの清掃」です。作業はとても簡単。これで直ってくれれるのが一番です。

ファン清掃のしかた

ドライバーで下の画像で赤い丸をつけた本体後ろの4つのねじを外します。

20180401_01.jpg

キーボード下のタッチパッドの上の部分を手で上のほうに押し出すと、キーボードのところがずれて、 下の部品が見えるようになります。 左上にファンがあるので、そこに付いているホコリをエアダスターで飛ばします。

20180401_02.jpg

キーボードを元に戻し、裏のねじを締めれば作業完了。電源を入れて、パソコンが起動すればOKです。

20180401_03.jpg


私の場合、これで起動できるようになったのですが、しばらくするとまた異音がしはじめました。 電源を切った後、再びパソコンを立ち上げると、また"Fan error"になってしまいました。

先の清掃をすると再び動くのですが、必ず清掃をしないとパソコンが起動しなくなってしまいました。 これではいつ完全に動かなくなるかわかりません。

一瞬買い替えが頭をよぎりましたが、今まで大きな不満もなく使えていて、 かつ買い替えた場合に必要になる周辺機器のドライバーやソフトのインストールの手間を考えると、 そんな気分になれませんでした。

清掃でだめなら「ファンの交換」です。自力でやるか、お店に持ち込んでやってもらうかになります。

ファン交換のしかた

自力で行う

ネットにやり方は載っており、部品もネットですぐ手に入るので、自力でやることも可能です。 ただ、ちょっと面倒くさそうで、不器用な自分だと失敗するリスクもありそうな感じ。





秋葉原にあるThinkPadの修理、販売の専門店「ThinkFactory」に持ち込む

ということで、私はお店に持ち込むことにしました。以下、お店のサイトのリンクです。 お店は秋葉原のはずれの細い路地にありました。

ThinkFactory IBM Lenovo秋葉原 持込修理 販売保守パーツ

20180401_04.jpg

「"Fan Error"で掃除をしてもダメ」と話したら、 すぐに「交換ですね。作業時間は1時間ぐらいで、料金は13300円です」と言われ、 そのまま修理を頼みました。

1時間後、引き取りに行ったときの説明では、Fanの羽が一部折れていたとのこと。 エアダスターを強く吹きかけると折れることがあるそうで、言われてみると思い当たるふしもありました。

何はともあれ、無事に直ってくれてよかったです。 ThinkPadは、もうすぐ購入してから丸8年になりますが、 メモリー増設、SSD換装、OSのアップグレードと手を入れながらしぶとく使ってきているので、 今後も長く使っていきたいです。

ThinkPad X201のメモリ増設とSSD換装

関連記事