我が家のサブPC、ThinkPadX201が突然電源ボタンを押しても起動しなくなりました。
ボタンを何度押しても、画面の左上に"Fan error"の文字が一瞬出て、すぐに電源が切れてしまいます。
あー困った!!そういえば、少し前から唸るような異音を出していました。
万一に備えて日頃からデータのバックアップはとっていましたが、
使おうと思ったときにいきなり使えないのは困ります。
何とかならないかと「X201 Fan error」で検索したら、すぐに対処方法が出てきました。ありがたいです。
原因は内部のファンの不具合
"Fan error"というメッセージのとおり、原因は「ファンの不具合」。 まず最初にやってみるべきことは「ファンの清掃」です。作業はとても簡単。これで直ってくれれるのが一番です。
ファン清掃のしかた
ドライバーで下の画像で赤い丸をつけた本体後ろの4つのねじを外します。
キーボード下のタッチパッドの上の部分を手で上のほうに押し出すと、キーボードのところがずれて、 下の部品が見えるようになります。 左上にファンがあるので、そこに付いているホコリをエアダスターで飛ばします。
キーボードを元に戻し、裏のねじを締めれば作業完了。電源を入れて、パソコンが起動すればOKです。
私の場合、これで起動できるようになったのですが、しばらくするとまた異音がしはじめました。
電源を切った後、再びパソコンを立ち上げると、また"Fan error"になってしまいました。
先の清掃をすると再び動くのですが、必ず清掃をしないとパソコンが起動しなくなってしまいました。
これではいつ完全に動かなくなるかわかりません。
一瞬買い替えが頭をよぎりましたが、今まで大きな不満もなく使えていて、
かつ買い替えた場合に必要になる周辺機器のドライバーやソフトのインストールの手間を考えると、
そんな気分になれませんでした。
清掃でだめなら「ファンの交換」です。自力でやるか、お店に持ち込んでやってもらうかになります。
ファン交換のしかた
自力で行う
ネットにやり方は載っており、部品もネットですぐ手に入るので、自力でやることも可能です。 ただ、ちょっと面倒くさそうで、不器用な自分だと失敗するリスクもありそうな感じ。
秋葉原にあるThinkPadの修理、販売の専門店「ThinkFactory」に持ち込む
ということで、私はお店に持ち込むことにしました。以下、お店のサイトのリンクです。
お店は秋葉原のはずれの細い路地にありました。
ThinkFactory IBM Lenovo秋葉原 持込修理 販売保守パーツ
「"Fan Error"で掃除をしてもダメ」と話したら、
すぐに「交換ですね。作業時間は1時間ぐらいで、料金は13300円です」と言われ、
そのまま修理を頼みました。
1時間後、引き取りに行ったときの説明では、Fanの羽が一部折れていたとのこと。
エアダスターを強く吹きかけると折れることがあるそうで、言われてみると思い当たるふしもありました。
何はともあれ、無事に直ってくれてよかったです。
ThinkPadは、もうすぐ購入してから丸8年になりますが、
メモリー増設、SSD換装、OSのアップグレードと手を入れながらしぶとく使ってきているので、
今後も長く使っていきたいです。