続100名城のスタートは身近な品川台場から

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昨年12月に日本城郭協会から発表された「続100名城」。そのスタンプラリーが、昨日4月6日の「城の日」から全国一斉にスタートしました。この日が待ち遠しかった私。早速、家から最も近い、品川台場に行ってきました。

品川台場は、嘉永6年(1653)のペリー来航をきっかけに、外国船が江戸に接近するのを防止する目的で、 幕府が嘉永6年8月から翌年の12月までの間に築造した砲台島。 当初は深川洲崎のほうまで、11~12の台場を建設する予定だったようですが、実際に完成したのは6つ。 築造の指揮をしたのは伊豆韮山代官の江川太郎左衛門英龍。 鉄製大砲は、当時日本で最も優れた技術を有していた佐賀藩で鋳造したものが配備されました。

幸い大砲は一度も火を噴くことはなく明治を迎えます。 台場はその後、埋立地の一部として埋没したり、撤去されたりして、 現存するのは東京市に払い下げられた第三台場と第六台場のみとなりました。 第六台場は立ち入ることができませんが、第三台場は、昭和3年以来、台場公園として市民に開放されています。

第三台場

入口。「お台場」にはもう何度も来ていますが、本当の「台場」ははじめてです。

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弾薬庫跡。

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砲台はコンクリートの模型です。

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レインボーブリッジからは、全景を見渡すことができるので、立ち寄ってみるといいと思います。

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第六台場

こちらもレインボーブリッジから全景が見渡せます。

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品川台場のスタンプ設置場所はお台場海浜公園マリンハウスだった!

実は第三台場に行く前に、公式ガイドブックにスタンプ設置場所と記載されていた潮風公園に立ち寄りました。 しかしそこにスタンプはなく、お台場海浜公園のマリンハウスにあるとの張り紙が。。 台場と潮風公園は少し離れすぎだと思っていたのでよいことですが、ちょっと面喰いました。
それで、先に台場を見てからスタンプを押すように予定を変えました。 台場公園に近いお台場海浜公園北口駐車場に移動するため、潮風公園を出発。 潮風公園の駐車料金は最初の1時間が300円ですが、すぐに出たため料金もかからずに済んだのはよかったです。

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レインボーブリッジからお台場海浜公園へ

レインボーブリッジを第六台場が下に見えるところまで歩いたところで引き返し、 スタンプを押すために海浜公園のマリンハウスに向かいます。 以下はレインボーブリッジから鳥の島方向の眺め。鳥の島は昭和5年に東京港の防波堤として作られた人工島です。

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海浜公園には、静岡県韮山町の第三台場築造150周年の記念植樹の碑がありました。 台場を作った伊豆韮山代官の江川太郎左衛門つながりですね。

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海浜公園の砂浜より。手前が第三台場で左奥が第六台場。

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スタンプゲット

100名城のものより綺麗に押しやすくなっている感じ。それとスタンプが少し小ぶりになったように感じました。

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海浜公園の浜辺でユリカモメを撮りながら駐車場に戻る

動くものを撮るのは楽しいですね。ここのカモメは人間に慣れているようで、かなり近づいても逃げません。 それでも、羽を広げているところ、飛んでいるところは難しいです。 もっと新しく高性能の機材だったらうまく撮れるんじゃないかなぁなんて、また考えてしましました。

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