ダコタハウスとセントラルパークのストロベリーフィールズ
ダコタハウスはマンハッタンのアッパーウェストサイドにある高級集合住宅。 かつては指揮者、作曲家のバーンスタインも入居していました。入居の審査基準が厳しく、マドンナなどは入居を断られたそうです。 玄関前は、1980年12月8日の夜、当時入居していたジョン・レノンが暴漢に射殺された場所でもあります。
ストロベリーフィールズはセントラルパークの中にある、ジョン・レノンの記念碑。 今日は12月9日。花などがたむけられていました。
車窓観光
少し時間があったのでハーレム方面を車窓観光することになりました。 ハーレムというと日本人には黒人が多く、治安が悪いイメージがありますが、 現在は学生も多く、それほどでもないのだそうです。
コロンビア大学
広大な敷地。ハーバード大学やプリンストン大学と並ぶ最難関の大学で、卒業生にオバマ前大統領がいます。
ニューヨーク市立大学シティカレッジ(City College of New York)
アポロシアター
メトロポリタン美術館
セントラルパークの東端にある世界最大級の美術館。10時の開館時刻と同時に入館しました。 入口で持ち物チェックがあり、食べ物および色のついた飲み物は持ち込み不可。 館内は、作品含めてほとんどのものが写真撮影OKです。
ツアーは入館したところで、宿泊先のタイムズスクエアのホテルのロビーで夕方18時集合まで、自由行動に。
美術館は、半日ですべてを見られる規模ではありません。 自分は事前に調べていた有名な人の作品を知人と見てまわりました。
フェルメール:水差しを持つ女
ルーベンス:ヴィーナスとアドニス
ルーベンス:聖家族と聖フランシス、アン、幼子ヨハネ
モネ:積みわら
マネ:ボート遊び
ルノワール:メンデス姉妹
ゴッホ:ルーラン夫人ゆりかごを揺らす女
同名の作品が5点あるそうです。
エジプト美術
アメリカ美術
ティファニー:秋景
ステンドグラス。ティファニー創業者の息子さんの作品。
自由行動
ここからは楽しみにしていた自由行動の時間。
メトロポリタン美術館を出たのが12時前で、集合時間までは残り約6時間。
美術館を一緒に見学した知人とは、最寄りの地下鉄駅まで行ってから、別方向の電車に乗って別れました。
彼はヤンキースタジアムに行ってみたいと北へ。私は南のロウアーマンハッタン方向へ。
渡航前に計画を立てたルートで、いわゆるインスタ映えする建物を見て回ります。
86 Street駅から乗車。ニューヨーク地下鉄初体験。
23 Street駅で下車。
フラットアイアンビルディング
1902年竣工。三角形が特徴的な人気の高層ビル。
北方向にはエンパイアステートビルも見えます。
マジソンスクエアパーク
フラットアイアンビルディングのすぐそばの「マジソンスクエアパーク」には、 ハンバーガーショップの「シェイクシャック1号店」があります。 食べて見たいところでしたが、時間がなく外観の写真を撮っただけ。
23 Street駅に戻り、次の目的地へ。
グランドセントラルターミナル駅
ここは単なる鉄道のターミナルではなく、駅舎が歴史的建築物として有名です。
メインコンコース
素敵。どこを撮っても絵になりました。写真多め。。
「トランジット博物館ショップ」のホリデートレインショー
グランドセントラルターミナル駅構内にあるショップで、毎年ホリデーシーズンに、 ニューヨークの街並みを背景にした鉄道模型を走らせていると聞き、立ち寄り。 電車好きだった子どもの頃の気持ちがよみがえりました。 ここで自分用に地下鉄路線図のTシャツのお土産を購入。
グランドセントラルターミナル駅からふたたび地下鉄に乗車。 タイムズスクエア駅で乗り換えて、66Stリンカーンセンター駅で下車。
マーキンホールでニューヨークフィルアンサンブル鑑賞
今回の旅行の目玉にしていたひとつがこれ。 旅行に行くことが決まり、この日が自由行動であることがわかるとまず最初にニューヨーク・フィルの予定を調べました。 丁度うまい具合にアンサンブルのコンサートがあることがわかれば、もういくしかありません。 後輩を誘って、二人で聴きに行くことにしました。 チケットは、事前に国内でネットで注文し、開演30分前までに会場で受け取り。 後輩とはここで待ち合わせしました。
New York Philharmonic Ensembles
演奏は、小編成にもかかわらずすごく迫力がありました。
とくにボッケリーニの「弦楽五重奏曲ホ長調Op.11-5 G.275」
が気に入りました。二本のチェロが超かっこよかったです。
後で調べたところ、作曲者自身がチェロ演奏家として高名だったとのこと。
どうりでチェロがいい曲なわけです。
一曲ごとに奏者が演奏の前に曲の紹介をしていました。
奏者と聴衆の距離が近く、奏者はユーモアを交えて話しをしているのですが、
英語がわからない自分は理解できませんでした。
全体の集合時間に合わせて、タイムズスクエアのホテルに戻ります。
タイムワーナーセンターのイルミネーション
戻る途中、タイムワーナーセンター5階にあるジャズ・アト・リンカーンセンターのロビーからの眺め (コロンバスサークル、セントラルパーク)がフォトジェニックとの情報を得ていたので立ち寄ったのですが、いくら待っても5階行きのエレベーターが来ず、断念。 時間が悪かったのでしょうか。建物のイルミネーションだけ写真に収めました。
59St-Columbus Circle 駅
ブロードウェーミュージカル「ライオンキング」鑑賞
ホテルのロビーで集合し、すぐそばのミンスコフ劇場で「ライオンキング」を鑑賞しました。
The Lion King - Broadway | Tickets | Broadway | Broadway.com
旅行前にあらすじを確認していたのですが、細かい点を忘れ、第一幕は眠気との戦いになってしまいました。
幕の間の休憩時間にあらすじを再確認。第二幕はしっかり見ることができ、最後のシーンでは思わず涙ぐんでしまいました。
最後はスタンディングオベーション。
演者はみんな声が大きくパワフルでした。
これはもう体格の違いという感じで、このなかに日本人が入るのは難しいんじゃないかと思ったり。
観客もこちらの人はみんなリアクションが大きいです。
これはいろんな人種の人が集まっているため阿吽の呼吸なんて難しく、
そうしないと意思が伝わらない、ということもその理由にあるのかなぁなどと思いました。
ミュージカル鑑賞の後、ニューヨークピザの人気店「John's of Times Square」で遅めの夕食をとりました。
エンパイアステートビルの展望台へ
ニューヨークに行ったらどこかの展望台に登りたいと思い、
旅行前に少し調べたのですが、時間的に難しそうだとあきらめていました。
ところが、昨日ツアー参加者全員でブルックリン橋の夜景を見た後、私は疲れてホテルに戻ったときに、
ツアー同行者のうち同部屋の方など何人かは、エンパイアステートビルの展望台に行ったというのです。
夕食後、昨日行かなかった人が集まって自分たちも行こうと盛り上がり、10名ほどで行くことになりました。
そのときの時刻は23時。メンバーは自分と年齢が近い人が多いのですが、みんなパワフルです。
事前に調べたネット情報では、ニューヨークにいくつかある高層ビルの展望台のうち、どれか一つに行くとしたら、
エンパイアステートビルを見られる「ロックフェラーセンターのトップオブザロック」がおすすめ、というコメントが多数でした。
できればそちらがよかったのですが、営業時間が24時までなので、
今の時間からだと26時までやっているエンパイアステートビルしか選択肢はありません。
展望台は86階と102階にあり、102階は別料金でガラス越し。
夜景を撮るなら86階だけでも十分そうでしたが、せっかく来たのだからとみんなで102階まで行きました。
団体行動だったのでじっくり夜景を撮ることはできず、手持ちでささっと撮ることしかできなかったのですが、
それでも、一人では来ることもあきらめていたので、仲間に感謝。本当によかったです。
北の方向。
西の方向。
南の方向。右の奥に小さく自由の女神が見えています。
行きはタイムズスクエアから歩きましたが、帰りは地下鉄で戻りました。
34Street - Herald Sq 駅
times sq - 42st 駅
ホテルに戻ってシャワーを浴び、明日の支度をしたら、時間は午前2時半。。 充実した大満足の一日でした。
「ニューヨーク3日目~サンフランシスコ移動」に続く・・