昨年5月に、8年使用してきた台湾メーカーHOLUXのGPSロガー「m-241」が故障し、
同じ物を買い直したという記事を書きましたが、
それが今度は、まだ1年たたない今年の4月末に、ログが録れなくなってしまいました。
このとき、流石に3度目はないと代替製品を購入し、いまはそちらを使用しているのですが、
m-241が動かなくなった原因は、どうやら、HOLUX社が倒産したからのようです。
Holuxは倒産状態らしい(m-241とHolux ezTourをご使用の方へ)
気に入って使っていたものなので、あらためて残念です。
GPSのログなんて、今どきはスマホで録れば十分なのかもしれませんが、
GPSの精度とかバッテリーの消費などを考えると、スマホとは別に持っていた方が安心なので、私はやっぱりロガー派。
そこで新たに購入したのは、アメリカGARMIN社のeTrex30xです。
アマゾンでGPSロガーを探すと、だいたい1万円以下と5万円以上の製品に大別されます。
1万円以下のものには、ことごとくすぐ壊れたという書き込みがあり、
5万円以上のものには、そうした書き込みは皆無。
ただ、山登りやサイクリングなどでの使用を想定していて、
私のように、旅の道中の軌跡を録り、後で写真と紐づけができれば良いだけの使い方からすると、
ハイスペックで高価すぎ。
そんななか、機能的には5万円以上のものにもかかわらず、eTrex30x が唯一2万円台でした。
その理由は、それが英語版だから。うーむ。。
ネットの書き込みを見ると、あくまで自己責任ですが、表記は日本語に変えられ、
地図も日本のものに入れ替えられるとあり、この作業を行うことを前提に購入を決定。
ちなみに、同じものであらかじめ日本語化して販売されているものもありましたが、
値段は6万円もしていました。論外!
ということで、日本語化の作業などについて、以下にメモしておきます。
eTrex30xの日本語化と初期設定
以下のサイトを参考に日本語化。地図のダウンロードに恐ろしいほど時間はかかりましたが、
大きなトラブルもなく、日本語化できました。
表記の日本語化は以下サイトを参考にしました。
etrex30xを日本語化してみよう(*゚▽゚*)
地図の日本語化については注意が必要です。
上記サイトの最後のところにもやり方は載っていますが、そこにある"ファームをダウングレードする方法"では、現在はうまくいかないようなので、以下サイトの、"ダミーファイルで一度地図の認証をする方法"で行いました。
私はここで紹介されているバイナリエディタを持っていたこともあり、比較的スムーズに作業できました。
eTrex 30xに日本語OSMをインストールする(続編)
初期設定などはこちらを参考にさせていただきました。
garmin etrex30の使い方(初期設定)
私のeTrex30xの使い方
出かける前のルート設定は必要ないのでしていません。
出かけるときに、電源を入れるだけ。
電源を入れれば、自動的にログをとってくれるので、行動中はカバンに入れたままほとんど放置です。
持っていて気になる点は、トンネルや建物の中に入って、データが切れたときに「ピッ」と音がするくらい。
コンパスと高度計の校正は、出かけるときなどに適度にやったほうがいいみたいですが、
まだやっていません。。
帰宅してからのログの取り出し方は、以下のサイトの「走行終了」の記述を参考にしました。
etrex 30x 運用方法
簡単にいうと、eTrex30xのなかで「現在の軌跡」を任意の名前で保存しておき、
パソコンとUSB接続した後、eTrex30xのフォルダから保存したgpxファイルをPCのフォルダに移動させるだけです。
あとは、Lightroomを使い、マップ→トラックログ→トラックログの読み込みで、gpxファイルを読み、
写真に自動タグ付けで、写真と紐づけしています。
私の古いLightroom6は、バージョンアップがされなくなり、googleの地図が表示されくなってしまいましたが、
紐づけは自体は問題ありません。。
m-241と比較してよかったのは、電池が単三電池1本から2本になったせいか、
一日のうちに電池切れを意識する必要がまったくなくなりました。
その分、本体が大きくなりましたが、鞄に入れておけばよいので気になりません。
m-241のezTourというソフトが、帰ってからログを振り返るときに使いやすかったのですが、
それがなくなってしまったのが残念。こちらは、代替のものを現在も探し中。