埼玉県川口市の「荒川運動公園」でダイヤモンド富士を撮る

1月13日は昨年に続きダイヤモンド富士を見るため、埼玉県川口市の荒川運動公園に行ってきました。 正確にいえば、場所は運動公園前の「荒川の土手」です。

JR川口駅から南方向に歩いて約20分。バスなら、川口駅の西口から西川口駅西口行きに乗り「飯塚3丁目」下車徒歩2分、だそう。私は車で行きました。車だと、公園近くのコインパーキングに停められるので楽です。コインパーキングは近隣に沢山あるので困りません。

この時期、ここの日の入りは16時48分頃ですが、ダイヤモンド富士は太陽が富士山の頂上にかかるタイミングなので、それより少し早い時刻がその時になります。 "有り難いもの"を見るのだからその前の時間ものんびり楽しみたいと思い、余裕をもって15時45分頃に 現地入り。ゆっくりカメラの準備をはじめました。

JR東北本線の荒川橋梁から離れたゴルフ場に近いところがベストポジションです。

荒川運動公園

遠くにはスカイツリーも見ることができます。

荒川運動公園

ダイヤモンド富士を撮るカメラの設定をネットで調べたのですが、ひと通りではありません。 今回は、ISOは100、露出補正は-3、マニュアルモードで絞りはF18で固定。 シャッタースピードは撮ったときの明るさに応じで、手動で徐々に遅くしていくことにしました。

ダイヤモンド富士の写真で太陽の光が星形に輝いているものがありますが、 そのようにする方法を調べてみたところ、F値を目いっぱい上げてみるとよいとのこと。
で、持参したレンズをF22にして試したのですが、思っていたような形にはならなかったので、 これはやめることにしました。

荒川運動公園

河川敷は、着いた頃は、散歩やランニングをする人のほか、季節がら凧揚げをする人もいて賑やかでしたが、ダイヤモンド富士の時間が近づくにつれ、人の数が少なくなりました。

犬の散歩に来ていたおじいさんに「私の目が悪いのかも知れないけど富士山見えてますか?」 と聞かれたので、「見えてないです」と応答。 「もう少し日が落ちてきたら見えるのでは」と話しているうちにうっすら見えてきたのですが、 おじいさんはダイヤモンド富士を見ずに帰ってしまいました。
人それぞれ、その時々に優先するものは違って当たり前ですね。。

荒川運動公園

16時半過ぎ、いよいよダイヤモンド富士の時間になりました。
昨年来たときは、曇に隠れてダメだったダイヤモンド富士。 今年は少し富士山の影は薄めでしたが、きれいに撮ることができました。

荒川運動公園

荒川運動公園

荒川運動公園

荒川運動公園

待っている時間は長いのですが、太陽が富士山に掛かって見えなくなるまではほんの一瞬です。 余韻に浸りながら、16時45分頃、撤収しました。

荒川運動公園

二年続けて来てわかったのは、ここはダイヤモンド富士のスポットとしては超穴場であるということ。

ダイヤモンド富士の時間になっても三脚を立てているひとは、5人くらいしかいませんでした。 かといって眺望が悪いわけではなく、のんびりしたいい場所です。 贅沢な時間を過ごすことが出来ました。



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