睡蓮の花が見頃の猿江恩賜公園に行く

SNSで猿江恩賜公園で撮ったカッコイイ睡蓮の投稿写真を見つけ、自分も撮りたくなって出かけてきました。江東区内では広い公園で、子どものころからその存在は知っていましたが、あらたまって散策したのははじめてかも。

猿江恩賜公園のある場所は、もともと江戸幕府の「御材木蔵」だったところ。 その後皇室御用材の貯木場になり、大正13年、現在の新大橋通りから南側の地区が裕仁親王のご成婚を記念し明治政府から東京市に下賜されて、昭和7年に恩賜公園として開園しました。なかなか歴史ある公園です。
北側地区は、猿江貯木場が廃止になった後、跡地を東京都が買収して昭和56年に開園。 昭和58年に今のようなかたちの公園になったそうです。

南側地区

どこに睡蓮が咲いているのか調べておらず、とりあえず水場のある南側地区の下池へ向かいました。 しかし睡蓮はなく、代わりにいたのは一羽のカルガモさんでした。

猿江恩賜公園

水の輪を意識して撮ってみました。

猿江恩賜公園

南側地区は日本庭園風の公園になっています。睡蓮は上池にもなく北側地区へ移動。

猿江恩賜公園

北側地区

北側地区は西洋風の公園になっています。 目当ての睡蓮は「ミニ木蔵」と名づけられたプール状の池にありました。

猿江恩賜公園

ようやく見つけた睡蓮。

猿江恩賜公園

なかなかSNSの投稿写真のように雰囲気ある感じには撮れませんでしたが、、、

猿江恩賜公園

近所にこういうところがあるのは嬉しく感じました。

猿江恩賜公園

その他の場所も少しだけ散策しました。下の写真の花は「ヒルザキツキミソウ」。 雑草っぽかったのですが、可愛らしい花なので思わず撮影。 家に帰って「雑草 花 ピンク 5月」で検索すると、名前はすぐにわかりました。
その周辺に咲いているのは「ドクダミ」。毒々しい名前ですが毒はなく、逆に毒消しの民間薬として使われてきた野草です。白い部分は葉、花は黄色いところなのだそうです。

猿江恩賜公園

こちらは新大橋通り沿いの入口にある花壇に植えられていた小ぶりのバラ。

猿江恩賜公園

走っている人、子供を遊ばせに来ている人、くつろぎに来ている老人、 近所の人たちの憩いの場になっている公園でした。

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