仙台堀川公園・横十間川親水公園で冬の野鳥観察(カモ科編)

昨年春から野鳥の写真を撮るのに目覚め、時々近所の仙台堀川公園と横十間川親水公園を散歩しています。 先週と今週、仙台堀川公園・横十間川親水公園で見つけた鳥のうち、 この季節だけに見られる種類(冬鳥)も多いカモの仲間を紹介します。

オナガガモ

その名のとおり尾羽が長く、くちばしの側面が青灰色であるのがオスの特徴。

手前にいるのはメス。メスは尾羽は長くありません。 体が茶色で、くちばし全体が黒いのがオスとの違い。

オカヨシガモ

中央と左がオスで右がメス。

オスは鳥愛好家たちに「地味」なんて言われているようですが、 体の下の模様はなかなかかっこいいと思います。

オカヨシガモのメス(たぶん)。カモのメスは茶色で似かよっているものが多いため、 にわか知識の自分では自信をもって言い切れなかったり。

オスと一緒にいてくれればいいんですけどね。。

オスが派手な体色をしているものが多いカモですが、 これらのなかには繁殖期を過ぎた後にメスのような地味な羽色になるものがいて(エクリプス)、 なかでもコガモのオスは、メスとかなり似通った姿になるのだそう。カモの世界、なかなか奥深いです。。

キンクロハジロ

こちらもカモの仲間です。 黄色い目と長い冠羽が特徴。この鳥が公園に一番多くいました。

右がメス。全体的に茶色で冠羽がオスほど長くありません。

カモは餌の採り方によって「水面採餌ガモ」「潜水採餌ガモ」に分けられるそう。 キンクロハジロは後者。どおりで何度も勢いよく水に潜っていました。

ホシハジロ

こちらはオス。キンクロハジロの集団のなかになんかちょっと種類の違うような鳥がおり撮りました。 赤い目が特徴。ただ、メスは赤くなく普通の茶色い目をしているそうです。

カルガモ

最後はカルガモ。これまでに紹介したカモはすべて冬鳥ですが、カルガモは一年中日本で生活する留鳥です。 この公園でも一年中見られます。くちばしの先が黄色いのが特徴。雄雌は外見では見分けるのが難しいそうです。

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