先月から今月にかけてパソコン本体とモニターを新調。結構調子よく使っています。
そこで気になりはじめたのはスピーカー。
これまで1998年に購入したデスクトップPCに付属していたPCスピーカーを使ってきましたが、
古さは否めず、見た目的にも新品のモニターとバランスが悪いので買い替えることにしました。
オシャレで音がいいやつがいいなぁと色々物色しているうちに、買ってしまったのはスピーカーではなくDAC。
DACとは、デジタルアナログコンバーターの略で、パソコンから音を出す際に必要なデジタル音源をアナログに変換する回路のこと。パソコンに内蔵されているものなので通常は別途用意する必要はありませんが、
専用の機器を使うと音質が良くなるのだそうです。
ZENDACは、ifi-audioというメーカーのDACで、PCオーディオに興味を持った人はとりあえずこれを買っておけば間違いないといわれている製品。いまの価格は22,000円ですが、9月1日から11,000円値上げで33,000円になるとのことで、思わず衝動買いしてしまいました。
こちらが設置を済ませたZENDAC。背面にUSBの端子があってこれでパソコンと接続します。電源供給もここからされるのでAC電源も不要。ただ、AC電源端子は付いていて別売りのACアダプターを付ければより音質の向上が見込めるよう。しかし、このACアダプター11,000円もするので今回は見送り。
パソコンから出る音を聞くためには、DACのほかにアンプという、DACから出力されるアナログデータの音を拡張する機器が必要になります。ZENDACにはヘッドフォン用のアンプが内蔵されていて、右側の2つの端子はヘッドホンのケーブルを接続するもの。DACと音響機器を接続する方法には、バランス接続、アンバランス接続の2種類あり、ZENDACはどちらにも対応しています。
こちらは6.3mmのアンバランス出力の端子に付属の3.5mmへの変換プラグを使ってヘッドフォンと接続したところ。
中央のつまみでボリュームを調節します。
ヘッドフォン用の出力端子ですが、PCスピーカーも3.5mmの入力端子のものなら、ここに接続することによって音を出すことができます。
背面はこんな感じ。右のケーブルはパソコンと繋がるUSBです。
左半分にはスピーカー側への出力端子が並びます。スピーカー用のアンプ機能は付いていないので、出力先の機器はアンプ、もしくはアンプ内蔵のスピーカーになります。
接続方法は前面のヘッドフォンと同様、バランスとアンバランスに対応。バランス接続は4.4mmケーブル、
アンバランスはRCAケーブル。接続先に応じて変換ケーブルが必要な場合は用意が必要。
バランス接続のほうが音質が良いそうですが、対応する機器を持っていないので私はアンバランス接続のRCAケーブルを繋ぎました。
さて、アンプとスピーカーはどうしたかというと、我が家で置物と化していたミニコンポ、Victor EX-AR3 を使うことにしました。こちらはEX-AR3のアンプの背面です。
折角だからバランス接続で音質向上をしてみようと、予算30,000円程度で、バランス接続のアンプ内蔵のアクティブスピーカー、もしくはバランス接続のアンプ+アンプを内蔵しないスピーカーの組み合わせで、何を買おうか散々悩みました。
でもスピーカーのサイズを机に置ける小さなものに限定してしまうと、どれだけ音質にこだわり色々やっても限界があるみたい。それに音質音質といっても、自分自身それを聞き分けられる耳があるかというと自信なし。。であれば持っているミニコンポを活用した方がハッピーに違いないという結論に達しました。。
ということで、こちらがアンプとスピーカーの設置完了したところ。PCデスクのすぐ隣りのラックで、こだわりはスピーカーを顔の高さにしたところ。それにしても、DAC一つでオーディオ沼の入口を覗いてしまいました。怖いですね。しばらくはこれでやっていきたいと思っています。