愛車アクセラとの突然の別れとMAZDA2の注文。

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9月3日(土)

アクセラスポーツ 20C (2009年式) 6回目の車検に臨んだが、、

愛車アクセラをディーラに入庫。当初は翌日完了の予定でしたが、 その日のうちにサービスさんから「ABS/DSCに異常があり、部品交換による修理が必要。部品が取り寄せになるので車検整備は車検満了日の24日に延期します。 部品の到着は10月5日になっていますが催促して24日に作業できるようにしたい」と連絡が入りました。 故障は急ブレーキを踏んだときに作動する安全機能の部分。これが作動するほどの急ブレーキなど踏んだことは一度もないし、 私が昔乗っていた車にはそもそもなかった機能ですが、付いているものが故障している場合、車検は通らないそう。 通常の走行には支障がないため、一度車を持ち帰り、24日に再入庫することになりました。

この故障、実は今年の5月に走行中に突然警告ランプがつき、すぐに点検してもらってわかっていました。 このときは部品取り寄せの話はなく、作業の日数が平日なら1日で済むが土日に入庫されると1日以上かかるといわれ、 結局日程の調整がつかずに車検まで引っ張ったのです。 部品が冷えると警告ランプは消えるようで、毎回車に乗り始めるときには消えていてしばらくすると点く状態。

こんなことになるなら早めに直しておけばよかったと思いつつも、この時点ではまだ事態を深刻に捉えていませんでした。

9月24日(土)

予定通りの再入庫。しかしここでサービスさんから「いまのところ部品が届く予定は10月7日だが当てにならない。先方に問い合わせてもほとんど応答なしの状態。 コロナ禍にウクライナ戦争も重なり半導体不足が深刻で今は新車の生産も遅れている。場合によっては1か月、2か月先になるかもしれない」 という説明をされました。

えっ??だったらもう少し早く知らせてくれてもよかったんじゃない。車は毎日は使ってるわけではないけど必要だから持っているのです。 それが突然明日以降、期間未定で使えなくなるのですよ(心の声)。 「それならどうしても必要な時には代車を貸してくれますか?」と頼んても、できないとの返答。 何を言っても対応は変わりそうにありません。ちょっとひどくない?(心の声)

ここで一考。アクセラは乗り始めたときから10万キロ走行するのが目標で、達成した時が買い替えを考える目安でした。 現在までの走行距離は93000キロで残り7000キロ。今回車検を通して次の車検までには達成できるだろうから、 その頃には買い替えかその後も乗り続けるかを決めよう、、と思っていました。 でもコロナの行動自粛(制限)がなければ、もう現時点で10万キロに達していたはずなのです。 10万キロを達成し買い替えることにしていたら払わずに済んでいたはずの新車登録から13年超にかかる税金も負うことが確定していて、そこに今回の故障。

10万キロにこだわらないで、もうこのタイミングで買い替えることにしても良いのかも。。 車が無くなる期間中も、納期の目途のたたない修理部品をまだかまだかと待つより、 納期が少し遅くてもある程度目途のたつ車を待つほうが、精神衛生上も良いのではないか。。

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もしアクセラを買い替えるなら、少し小ぶりの高級コンパクトカーがいいと考えていました。 アクセラ購入時は2000ccの排気量とi-Stopだけあればいいと思って内外装の装備をかなり削ってしまったため、 次は高級感の漂う車にしたかったのです。

ということでサービスさんとの交渉はここまでにして担当営業さんを呼び、 MAZDA2の中古車を見せてもらうことにしました。こちらのディーラーでは中古車販売もしています。

MAZDA2 15S L Package の中古車を見る

丁度ディーラーに着いたばかりのいい車があるとのこと。グレードは、15S L Package。Lはラグジュアリーの略。高級仕様です。 色はソウルレッド。オプションのリアスポ付き。走行距離は12000キロ。本当に届いたばかりのようでまだ値札も付けられていませんでした。

これが傷一つない、非常に綺麗な車でした。革張りのシートに座らせてもらったところ、その感じの良さにびっくり。その他の内装も高級感がありました。 以前車検の代車でMAZDA2のベースになっているデミオを借りたときにはそんな印象はなかったはず。やはり高級グレードは違うようです。

営業さんによれば、前オーナーは子どものいない御夫婦で、2019年、デミオがMAZDA2に変わった直後に購入され、 最初の車検になる今年10月を前にロードスターに乗り換えられたとのこと。比較的余裕のある家庭かしら。 詳しい情報はその方が営業さんのお客さんだから。前オーナーの情報もしっかりしていて、中古車的には申し分ありません。 納期は車検を取ってからになるので早くて約3週間後、価格は未定ながら175万円程度とのこと。 いまは新車の納期も遅れていて、中古車価格も上がっているみたい。

新車を買うときは自分で装備を選びますが、いくら高級モデルが欲しいと思っていても革張りシートまでは選択しないだろうし、 ボディカラーのソウルレッドもいい色ですが、おそらく自分では選びません。 逆に自分ならつけるだろうTVチューナーがこの車には付いていませんが、今どきはもうTVなんか無くてよいのかも。 中古車ゆえにこうした出会いもあるのでしょう。もしかしたら神様が引き合わせてくれたものかもしれない。。

気持ちが盛り上がったところで、今日はここまで。もう一度家でよく考えて、明日また来店することにしました。 営業さんは気づいていないようでしたが、私はかなり前向きな気持ちになっていました。

9月25日(日)

MAZDA2の情報収集。中古車か新車か。

本当にMAZDA2で良いのか、自分を納得させるためにネットで情報収集。 MAZDA2の誕生は2019年9月。4代目デミオがマイナーチェンジして、MAZDA2に名前を変えました。同時に外観も変更され、高級感も増しています。 好みもありますが、私は国産の同クラスの競合車のなかでは一番カッコいいと思います。運転がしやすく、運転していて楽しい車という評価も多いです。

デミオが3代目から4代目にフルモデルチェンジしたのは2014年。その車がベースなのでもうモデル末期であることは確かですが、 マツダ車は商品改良というかたちで新しい技術をどんどん既存の車にも入れてくるので、あまり古さは感じません。 しかし、メータが液晶でないのとパーキングブレーキが電動式でないのは、やや残念な点。 あと欠点としては、後部座席や荷室の狭さがよく指摘されますが、自分の場合は一人で乗るのがほとんどなので、これはさほど問題にならないかと。

選択としては悪くなさそうという結論。

現行車と見せてもらった中古車との違いは、2021年6月の商品改良が反映されているかどうか。現行車はエンジンが新しくなって燃費や静粛性が向上しているそうです。 ボディカラーもこれまでCX-8の高級グレードにしか設定がなかった「プラチナクォーツメタリック」が追加されました。オシャレな色です。 そして2021年10月以降は、ナビの液晶ディスプレイが7インチから8インチに変更されているとのこと。新車もいいですね。。

営業さんに連絡して、本日夕方にアポイントメント。そのときに先の中古車とあわせて新車の見積もりもしてもらうことにしました。 新車の納期は現在、約3か月。12月後半か1月前半になるとのこと。

新車に見た中古車と同じような装備をつけたうえで、納期・価格を比較してどちらかいいか決める感じになるかな。 新車の値引き額の相場も簡単に調べておきました。目標最大25万円程度とのこと。

夕方、妻とともにディーラへ

はじめに昨日見た中古車をもう一度確認。印象は昨日と変わらずいい車でした。 今日は後部座席に妻と自分それぞれ座らせてもらいましたが、私たちにとっては言われているほど狭くはなく許容範囲という印象でした。 次に納車直前の新車のコーナーに行きボディカラーをいくつか確認して、店内に戻りました。

Mazda2 15S Proactive S Package 2WD の見積もり

グレードの種類は色々ありますが、今回は高級コンパクトカー希望なので、 15S Proactive S Packageにメーカーセットオプションのドライビングポジションパッケージ、セーフティクルーズパッケージ、360度ビューモニター、CDプレーヤー・TVチューナー、16インチタイヤと高輝度塗装のアルミホイールが付いたものを選択しました。車両本体価格は2,194,500円。

Proactive S Packageもこれだけセットオプションをつけると、L Packageとの違いはシートが革か布かの差ぐらいになります。 見せてもらった中古車に合わせるなら、L Packageにセーフティクルーズパッケージ、360度ビューモニター、ワイヤレス充電機能のオプションをつけて、 CD・TVチューナーはなしのコースで、車両本体価格は、2,245,100円だったと思いますが、 やっぱりTVがあったほうがいいかもしれないし、レザーシートは汚れると面倒かもしれないので、こちらにしました。

ボディカラーは、プラチナクォーツメタリック。その他つけたショップオプション等は、

  • ナビゲーション用SDカード
  • スマートインETC1.0
  • 2カメラドライブレコーダー
  • オールウェザーマット
  • フットレスト
  • ラゲッジルームトレイ
  • ナンバープレートホルダー(リア)
  • 希望ナンバー
  • 延長保証

希望ナンバーはこちらの希望ではありませんでしたが、プレゼントというので断らず。 延長保証もこちらから頼んだものではありませんが、まぁいいかなと。

付属品合計194,332円、諸費用等151,643円、下取車充当-13,810円。

これに、パックdeメンテ53,680円もついて総支払額は2,577,265円。イメージしてたのは230万円前後。ちょっと高いなぁ(心の声)。。 ここからどれだけ値引きが入るでしょうか。。

一方、中古車のほうは、中古車担当のかたから出された金額が当初言われたものより高くなって、180万強になるとのこと。 営業さんは「これはもう割高だから新車一択」といい、隣で妻も頷いています。

私は、即断できるか?、とちょっと思いつつも、 当初からどうせ買うんだったら新車を買った方が営業さんも喜ぶだろうし、そうしてあげたいという気持ちもあったので、 このまま新車で話をすすめることにしました。

値引き交渉

アクセラのときはとにかく費用を抑えたいという気持ちが強くて必死でしたが、 今回ははじめからスマートにやろうと思っていました。

まず営業さんが257万円オーバーの見積額から「どのくらい下がれば買えますか。とはいえ200万とかは無理ですよ。奥様と2人でちょっと相談してください」 といって一旦席を外します。
数分で戻り「いかがですか」と聞かれたので、「値引きの相場もよくわからないし、、」と答えると、 営業さんのほうから「大体こんな感じ」と値引き込みの総額が提示されました。事前に調べていた目標額の目安を超える値引きが入っています。

でも向こうが言ってきた金額だからもう少し下げられるはず、、そう思いつつもそれは言わずに、 見積もりにあったパックdeメンテを外してほしいと要求。これを外してそこから生じた端数を切り捨てたところで、OKにしました。

最後、営業さんのほうからショップオプションをもう一つサービスしてくれるというのでラゲッジルームトレイを追加して、交渉終了。

営業マンも喜んでいた様子だったし、十分良くしてもらったと思います。帰りはもう足がないので、営業さんに家まで送ってもらいました。

まとめ

怒涛の2日間。思わぬ急展開でしたが、新車購入はいい交渉をして、いい買い物ができた気がします。 しかしアクセラとはお別れドライブもしないままあっけない別れになってしまいました。残念無念。 今後は整備をディーラーだけに頼らないようにしていくつもり。

当面の問題は、納車まで車の無い期間をどう乗り越えるか。。 営業さんは店舗に取りにくれば自分の車を貸し出すと言ってくれていますが、家からディーラまでは少し遠いのであまり現実的ではありません。 カーシェアリングなども調べてみるつもりですが、もしそれで事足りれば車なんてもういらないんじゃないか、という話になるかも。

しばらくは現実に目を背けて、車のカタログなどを見たり、納車したらすぐやるつもりのボディコーティングの研究をして過ごします。

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(2018年9月 4代目デミオ)

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