都会育ちの自分、「そういえば今までホタルを見たことがないかも」と思い、関東近郊でホタルの観察できる場所を調べてみました。
見頃を過ぎているところ、まだのところ結構ばらつきがあり、写真撮影ができるところは限られていることがわかりました。
そのなかで、埼玉県にある「北本自然観察公園」のホタルは自然発生の野生のホタルで、見頃はもう少し先のようですが、
平日は三脚を使用しての写真撮影OKとのことで、今日はこちらに行ってきました。
北本自然観察公園の正門。公園からの「初めて来園する場合は明るいうちに下見をするように」とのアドバイスに従い、17:45頃に到着。
公園内にある「埼玉県自然学習センター」。開館時間は9:00-17:00。中に職員さんの姿は見えましたが既に閉館していました。
ホタルシーズンにあわせて明日からの土日祝日は19:30まで延長開館とのこと。
公園案内図。
案内図脇の1番の標柱とホタル観察の注意書き。標柱を目印にして歩いていくといいようです。
2番標柱と3番標柱の間、八ッ橋の池の木橋の上から。鳥の声はよく聞こえるものの鳥の姿は見えず。
緑の生い茂るなか、ここまで見かけた人は遠くに1人2人。。閑散どころではない感じ。
ミズキの果実。7月頃から色づきはじめて秋には熟して黒紫色になるそう。園内の所々に観察ポイントを教えてくれる解説がありました。
4番標柱。この先からホタル観察エリア。この先6番標柱のところまで歩いても全然人はいませんでした。
大丈夫かしら。。一旦駐車場に戻って、ホタルの時間になる19時ごろまで待つことにしました。
19:00近くにふたたび園内へ。一番日の長い時期なので19時過ぎてもこの明るさ。夕焼けがいい感じの色でした。
ホタルエリアに入り、ようやくホタル目当てのおじさんに会って「こんにちは」とあいさつ。
5番標柱と6番標柱の間で、暗くなるのを待ちます。
しばらくして先ほどのおじさんが辺りを歩き始めました。
「ちらちら光るだけでまだ飛ばないんですね。このあたりはいないなぁ」といって去っていきました。
「そうですねぇ」と返しつつ、そろそろ光る時間なのかなと思いながらもうしばらく待つと、
茂みから小さな灯りの点滅が見えました。おぉこれがホタルか!
写真を撮っている間に、他にも2、3人の人とすれ違いました。
本日、精一杯のベストショットはこちら。自分が見かけたのは10匹程度。飛んでいる姿も見ましたが、数が少ないのでなかなかなかなか絵になりませんでした。
公園のサイトに掲示されていた公園の調査でもこの日の数は14匹とのことだったので、まぁこんな感じだったのでしょう。
見頃の時期には500~1000匹くらい確認されるみたい。大分景色が変わりそうなので、その頃にまた訪れてみたいと思いました。