子育て中のカワセミを撮影する(3)

近所にあるカワセミの巣で卵がかえり、親鳥が餌を運んでいると聞いて、5月5、6、11、12日と写真を撮りに出かけてきました。今回は3日目の様子です。 この日はほんとに盛りだくさんでした。

5月11日(土)

10時前から現地入り。常連のかたの話によれば、まだヒナは巣から出てきていないとのことで、 先週と同じようにしばらく巣に餌を運ぶ親の姿を撮っていました。

10時半頃、いつの間にかヘビが巣に侵入。木曜日頃にヘビを捕まえたという話も聞いていたのでびっくり。 2度もこんなところに遭遇するなんて。。
常連のおじさんが素早く巣に向かい、ヘビを獲る棒を入れますが、奥が深くて様子がわからないとのこと。常連のおばさんの助言で、奥まで棒を入れたところ、ヘビが少し出てきたらしく、捕まえて引きずり出してくれました。ヒナは無事だった様子。おじさん、グッジョブ!!

もう早いうちに出てきたほうがいいよ。やきもきしながら見守りますが、12時になってもヒナは出てきません。 朝から来ていた人も何人か帰り始めました。そんな頃、メスが餌を運びますが、

餌をくわえたまま戻ってきました。

これは餌は外にあるから出てきなさいというメッセージ?

見守るオス。するとヒナがぱっと出てきてどこかに飛んで行ってしまいました。

数分後、常連さんたちが木陰にいるのを発見。自分も撮らしてもらいました。 暗くて肉眼では様子がよくわからなかったのですが、ぶらしてはいけないのでシャッタースピードは上げたまま、ISOを上げて撮影しました。

綺麗に撮れていてよかった。巣から出たばかりはまだ色が黒いのですね。 その後、巣の近くに戻ったところで、親子三羽一緒に収めたかったのですが、 さらに外のほうに飛んで行ってしまい、後は時々声が聞こえるだけで何処にいったかわからなくなってしまいました。

親は時々戻ってくるのですが。。

その後、今までで一番綺麗にダイブシーンが撮れました。





気がつくと、今まであった巣の隣の穴に入っていきます。二番子の準備でしょうか。

枝にとまるオスとメス。ここに子どもがいたら最高でしたけどね。。

クチバシに光が当たっていい感じに撮れました。

お立ち台にいるメスをアップで。

気づけば16:00過ぎになっていました。 見つめ合うオスとメス。

すると突然、交尾がはじまりました。

失礼な気もしつつ連写。。





こんなシーンが撮れるとは思っていなかったのでびっくりしました。

その後もベストショットを狙って粘りました。











結局撤収したのは16:30過ぎ。気づけば6時間30分以上も滞在していましたが、雛と交尾シーンが撮れて大満足でした。

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