毎年8月中旬にペルセウス座流星群の流星出現がピークを迎えるそうで、しかも今年は3年ぶりの好条件とのこと。いままであまり星に興味はなくてよく知らないのですが、今月はじめに天の川を撮った勢いで、見に行ってきました。
雲がかかっていないところで、今まで行ったことのない場所を調べて、向かった先は千葉県銚子の犬吠埼灯台。そもそも銚子に行くのも初めてで、ほんとうは周辺を色々散策したかったのですが、
暑いし夜が長丁場なので、夕方に着くように自宅を出ました。
銚子電鉄の犬吠駅に車を停めて、最初に撮った写真は、銚子電鉄22000系。今年3月29日から運行開始した元南海電鉄2200系の車両です。製造は1969年。塗装は南海デビュー時の塗装に塗り直されてピカピカです。
犬吠駅のホームからひまわりをバックに撮れば良かったのに、現在時刻も時刻表も確認せずに他の撮影スポット探して歩きはじめてしまい、踏切の音を聞いて慌ててその場で撮りました。もうちょっと早く来れば良かったな。。
地球の丸く見える丘展望館」
俯瞰できるところから列車を撮りたくなり、次の列車の時刻を確認して「地球の丸く見える丘展望館」へ。
屛風ヶ浦に沈む夕陽もいい感じです。
もう少し後のつもりでなんとなくカメラを向けたところに列車がいて慌ててシャッターを押しました。
後ろは君ヶ浜海岸の防風林。ちょっとカメラの設定が甘かったけど撮れただけでも満足しないと。
犬吠埼灯台。
銚子半島最南端、長崎鼻。
18:23。いい感じ。こういう夕陽を見るのは久しぶりです。
日の入り。
銚子駅の方向。奥に利根川が見えてます。
ぎりぎりの入館でしたが、来て良かったです。
犬吠埼灯台
いよいよ犬吠埼灯台へ。灯台に上がれる時間はとっくに過ぎていました。。
さてどこで撮るか。北側、南側と2か所、岩場に下りられる階段があり、様子を確認。
来る前は、南側から灯台を入れながら北東方向を撮るイメージだったのですが、
南側で灯台を入れるとなるとかなり遠くまで磯を歩かないといけない感じ。
しかも、19時前の時点でひと気なし。
北側は「君ヶ浜しおさい公園」で、キャンプや車中泊をする人もいる様子。
岩場に下りずに灯台前の広場で撮るのもありのような気もしましたが、
車の出入りが多く、ライトの明かりが気になりそうだったので、
北側の岩場にすることにしました。
20:10頃、幸先よく流れ星が撮れました。画面中央から少し左下にいったところに、Wの形をしたカシオペア座が見えています。北西方向は肉眼よりも明るく写っていて、これが光害というものでしょうか。
20:44。崖の上の灯台を見上げたところに天の川。
21:35。
21:45。
この前後にも小さいのは3つ4つ撮れていて、写真に入らない位置でもいくつか見えました。
しかし、23時ごろが極大という割には、23時以降は少なくなった印象でした。
見頃は翌日3時ごろみたいですが、雲も気になるし、そろそろいいかなと。。
0:23。最後、もう一度撮れたら帰ろうと思っていたら、一番いいのが撮れました。
流れ星は下から上のほうに流れていったのですが、元のところを延ばしていったところにある写真の真ん中下の明るい星はカペラ。カペラと右に見える人工衛星の間にある星の固まりがスバル。
よくわからなかったですが、カペラの上、写真のど真ん中あたりにペルセウス座があるみたいです。
流れ星の色の緑とオレンジ色に変わるあたりの上に見える少し明るい星が北極星。
最初の写真に見えたカシオペア座は、画面中央少し上に移動しています。
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北の空は、北極星を中心に反時計回りに星が回っているのがよくわかりました。