季節の花の写真を撮りたいと思い、亀戸の龍眼寺(りゅうげんじ)に行ってきました。
創建は室町時代の応永二年(1396)。比叡山で修業を終えた良博大和尚が、
此処、亀戸柳島村に「柳源寺」を建立しました。その後、いつの頃か「龍眼寺」に改められたとのこと。
萩の名所になったのは江戸時代。
元禄六年(1693)に、中興の祖といわれる元珍大和尚が全国より萩を集め、「萩寺」と呼ばれるようになりました。
当時のお寺は蓮池もあり、現在の2倍以上の広さがあったそうです。
萩が咲く秋には、文人墨客が集まり、大いに賑わいました。
その様子は、「江戸名所図会」「江戸砂子」にも書かれ、広重の「江戸百景」にも描かれています。
イチモンジセセリ。
彼岸花も綺麗でした。
本堂。
亀戸七福神の布袋堂。
最後に萩をもう一度。
山門。