Z5IIを手にしてからまだ10日。今日はこの新しいカメラでライトアップされた東京タワーの鯉のぼりを撮ろうと思ったのですが、唯一持っている24-120mmのレンズでタワーを下からあおった写真がちゃんと画角に収まるか心配だったので、昼から出かけて下見することにしました。
昼の部
地下鉄は階段が多くて苦手なので、現地へは車で行きました。 東京タワー地下駐車場からまっすぐ東京タワーの下へ。
イメージしていたのはだいたいこんな写真でした。24-120mmで問題なし。
保険に持ってきた超広角レンズを付けたD7500は出番なしでした。
風が吹いたタイミングでパシャリ。
縦構図で。同じような写真を30分くらい撮りましたがまだ10時半。
久しぶりに都会の街に出てきたので、少し周辺の東京タワー撮影スポットを散策することにしました。
芝公園18号地
芝公園は、敷地が一か所ではなく増上寺とプリンスホテルを囲うような形状の公園なんですね。全然知りませんでした。場所ごとに○号地と名前が付いています。
前の道路から。やっぱり東京タワーは絵になりますね。
芝公園17号地
18号地の道路を挟んで向かい側。
額縁構図で撮ってみました。
赤羽橋交差点
ここは外国人の撮影スポットになっていて、何故か順番に並んで記念撮影していました。
何か外国人の見るサイトで紹介されているのかも。
三田通り
赤羽橋交差点から国道1号線を南下したところ。 真っすぐ札の辻まで歩こうかと思ったのですが、ちょっと遠いので思い直して引き返したところで撮りました。
芝東照宮
日比谷通り、地下鉄芝公園駅の前。ここは江戸時代、増上寺境内の徳川家康を祀る廟（安国殿）だった場所だそうです。 明治時代の政教分離で増上寺と切り離されて神社になりました。
港区立芝公園
芝東照宮の隣にある公園。ここもかつては増上寺の敷地でした。
広場は東京タワー撮影の定番スポット。
バラが綺麗だったので後ろのタワーをぼかしてみました。
台徳院霊廟惣門
港区立芝公園と増上寺の間にある門。台徳院とは2代将軍徳川秀忠のこと。戦前まで増上寺大殿の左右には徳川将軍家の霊廟が立ち並んでいましたが、空襲によってそのほとんどが焼失してしまったのだそうです。昔の増上寺、見てみたかったなぁ。。こちらは秀忠を祀る霊廟の入口にあった門で、焼失を免れたものの一つ。当時は現在の位置からもう少し奥にあったそうです。
現在はザ・プリンス パークタワー東京の屋外庭園「プリンス芝公園」への入口になっています。
増上寺
徳川将軍家の菩提寺として有名な浄土宗のお寺。
大殿と東京タワー。みんな写真を撮るところ。
こちらはかつて6代将軍家宣の宝塔の前にあった鋳抜（いぬき）門。歴史好きなので徳川将軍家の墓所も拝観しました。
徳川家霊廟、静寛院（14代将軍家茂正室皇女和宮）宝塔。
安国殿の内部。ISO2500で撮影。少し暗いところですがすごく綺麗に撮れました。
千躰子育地蔵菩薩。自然なボケもいい感じ。
芝公園4号地
日比谷通りに戻って御成門交差点まで歩きました。御成門とはかつてこの交差点にあった増上寺の裏門の名称です。 その角にある公園は、「東京タワーへ続く道」が有名な夜景スポットだそう。
夜は街灯に灯りが点いてもっといい感じになるみたい。
東京タワー下
芝公園の外周を反時計回りに一周する感じで戻ってきました。
鯉のぼりのなかに1匹、岩手県大船渡市の「さんまのぼり」が混じっているとのこと。
家に帰ったあと撮ってきた写真を見返してみると、この写真の一番上に泳いでいました。
逆光も気にせずどんどん撮れるのが Z5II + NIKKOR Z 24-120mm F/4 S のすごいと思ったところ。
もう前のカメラに戻れない感じです。
勢いよく泳ぐ333匹の鯉のぼり。
「とうふ屋うかい」さん前。
東京タワー地下駐車場の出入口
有名な撮影スポットになっているらしいですが通行の迷惑になるので、 自分は駐車場に戻るついでにささっと撮りました。
札の辻歩道橋
ライトアップに備えて一旦家に戻る前に、先ほど行こうとした札ノ辻の交差点に立ち寄りました。 日比谷通りと国道15号線が交わるポイント。札ノ辻の名前は江戸時代、ここに高札場があったことに由来するそう。
なるほど。とてもいい景色でした。
国道15号線は旧東海道なんですね。今度東海道を歩いてみるのも面白いかも。
夜の部
夜は札の辻スクエアに車を停めて東京タワーまでを歩いて往復することにました。
札の辻歩道橋
GW4日間限定の7色カラーライトアップです。
赤羽橋交差点
東京タワー下
ISO3200、手持ちで撮影。月がアクセントになりました。
いい写真が撮れて満足。ドーパミンがたくさん出た感じ。