今週は遠出をやめて、近場の紅葉おすすめスポットを探して散歩してきました。
下総台地の西端に位置する市川市北部の江戸川沿いの地域は国府台(こうのだい)と呼ばれ、かつては下総国の国府が置かれていたところです。現在、北側は緑地と住宅地、南側は多くの学校が立ち並ぶエリアになっています。
今日は、じゅん菜池緑地と里見公園に行ってきました。
じゅん菜池緑地
この場所にはかつてじゅん菜が多く採れた「国分沼」がありました。しかし、昭和初期、戦前の頃に何度も干上がり、じゅん菜は絶滅。戦後は田んぼとして利用されていたところ、地元の要望を受けて復元整備が行われ、昭和56年に現在の公園が誕生したとのことです。
台地に挟まれた谷状の細長い地形の場所で、池は500mほどの長さがあり、周りが遊歩道で囲われています。
北側にあるもみじのトンネル。
これはなかなか見事でした。
水に写る紅葉とカルガモの作る水の輪を撮ってみました。
池の周りの木々もいい感じ。
渡り鳥もたくさん来ていました。
カモのなかにアヒルが混じっていました。
フクロウもいました。びっくり。足に紐がついていたので、飼っている人が散歩に連れてきたみたいです。
湖面の水鏡も綺麗でした。
こちらはマガモ。
自然の豊かさを感じられてとてもよかったです。穴場的スポットでしょうか。
自分が住んでいる江東区は埋立地で、こうしたスケールのところはないので羨ましくなりました。
里見公園
こちらは小田原合戦後に徳川家康が江戸に入るときまで国府台城というお城があったところです。 関東に進出してきた後北条軍 に対し小弓公方(おゆみくぼう)および里見軍が2度に渡って戦った国府台合戦の舞台として有名。 築城は1479年、太田道灌の弟・太田資忠が佐倉市にあった下総千葉氏の臼井城を攻めるために築いたのがはじまりといわれています。
土塁のようなものも残っていますが、大正時代に遊園地が造られたり戦前は軍用地になったりしていたので、
どこまでが城の遺構かはわからないそう。
1563-1564年の、2度目の国府台合戦で里見氏は後北条氏に大敗し、下総国の支配を失いました。
江戸時代後期に建立された里見軍の戦死者を弔う石碑が残っています。
公園内には明戸古墳という6世紀頃に造られた前方後円墳の遺構もあります。
江戸時代に発行された江戸名所図会でも紹介されている遺構で、石棺の位置は古墳が造られた当時と変わってないのだそう。
歴史は面白いですが、そろそろ紅葉を撮っていきましょう。
公園内にはバラ園もあって、期せずして今シーズン初めての秋バラの写真も撮れました。ラッキー。
再び紅葉に戻ります。
このあたりはまだ緑が多めですが、緑のモミジも綺麗です。
やっぱり今日はここが気に入ったのでもう一度。
公園内には市川市標高最高地点(30.1m)もあります。
イチョウはお花見広場のところが綺麗でした。
公園は高台にあり、眺めも良好です。家康が国府台城を廃城にしたのは、江戸を見下ろせる場所にあるからといわれているそう。
江戸川越しにスカイツリーとその右には富士山も見えました。
今日の最後に、毎日のように写真を撮りに来ているという常連さんに混じって夕焼けを撮ることにしました。
スカイツリーと太陽が重なった瞬間は雲に阻まれましたが、雲を抜けたところからまん丸の太陽が撮れました。
太陽が沈んでいった上のところに「サンピラー」と呼ばれる光の光芒が現れました。珍しい現象だそうで、ラッキーです。
うっすらサンピラーと真っ赤な夕焼け。
17:00に駐車場が閉まるので、ここまでにして駐車場に戻りました。
今日一日、ゆっくりといい散歩ができました。この場所からは三日月がスカイツリーに重なる写真も撮れるようなので、またの機会にチャレンジしてみようと思います。
