鹿児島神宮の御祭神と由緒
御主神は彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと[ホオリ])とその后、豊玉比売命(とよたまひめのみこと)。
ホオリは天孫ニニギの子で、初代神武天皇の祖父にあたる神さま。山幸彦として知られています。
海神ワダツミの娘、トヨタマヒメを娶り、兄の海幸彦を降伏させました。
なお、海幸彦は元々この地に居住していた隼人の祖とされています。
ホオリはここに高千穂宮(皇居)を営み、
農耕畜産漁猟の道を開拓し国家の基礎をつくられました。
創祀は遠く神代にあって、又神武天皇の御代とも伝えらています。
現社殿は、宝暦6年(1756年)に造営。
島津家24代当主で薩摩藩7代藩主・島津重年の命によるものといわれているそうです。
参拝日:2014年3月15日(土)
朝一番の飛行機で鹿児島空港に到着。レンタカーを借りて、9:10には神社の駐車場に着きました。
ところが、駐車場は満車で神社から2kmも離れた隼人町役場に車を停めるよう案内されます。何事??
訳も分からず役場に行き、そこから歩きはじめますが、神社までの道は田舎の住宅地を抜けていくような感じで、迷路に迷い込んだよう。
途中、幼稚園ぐらいの娘を連れたきれいな若奥さんに道を尋ねたりしながら、再び神社に着いたのは9:45。
人が多かったのは、神社が本日開催のウォーキングイベントの出発地点だったからでした。
10:00過ぎに集団が出発すると境内はガラガラに。予定外の出来事で滞在時間は30分程。
少々落ち着かない参拝になってしまいました。
ニの鳥居
雨之社
御祭神はトヨタマヒメの父、ワダツミ。
御神木と雨之社
樹齢はおよそ800年とのこと。
本殿
拝殿。
本殿。
四所神社
15代応神天皇の子三人と16代仁徳天皇の妻が祀られています。 鹿児島神宮が正八幡宮ともいわれ、相殿神として応神天皇などが祀られていることによると思われます。
武内神社
御祭神は武内宿禰(たけうちのすくね)。 12代景行・13代成務・14代仲哀・15代応神・16代仁徳の5代の天皇に仕えたという伝説上の忠臣。
隼風神社
御祭神は日本武尊。12代景行天皇の皇子で、熊襲を征伐した神。 熊襲は熊本県人吉市周辺から鹿児島県霧島市周辺に居住した部族。
帰りは完全に道に迷って、ところどころ3人の人に尋ねながら、やっとの思いで役場に戻りました。 大分遠回りしたみたいで、40分くらい歩きました。